BEAT UP GENERATION / アナーキー 4月になったのに肌寒い日が続く。 桜もちらほら咲きはじめたところで急に寒くなって満開になるのを躊躇してる感じで足踏みをしているから、どうもこの週末にはお花見には行けそうもなさそうな気配。 夕べは電車を降りたらいきなりの大粒の雨に降られて濡れて帰って、そのせいか少し風邪気味でいまひとつしゃきっとしない一日だった。 なんとなく、思い出したのはこの曲、「春のからっ風...
先週の肌寒い日とはうってかわってのウララカな春の陽気。 近所で桜祭りがあるとのことで出かけて入ったものの、河原の遊歩道に狭苦しいくらいに屋台が軒を並べて大混雑。桜祭りなんていっても、この数年で公園整備のために植えたような貧弱な桜ばかりで、疎水の流れるのどかさとと8分咲きの桜並木は確かに良い光景には違いないけれど、なんだかわざとらしくてうんざりしてしまった。 今日みたいなのどかでウララカな日には、人混...
Pres and Teddy/Lester Young - Teddy Wilson Quartet 今宵は満月。まんまるいお月様が晴れ渡った空に煌々と輝いている。 桜は満開。ふっと風がなびくたびにはらはらとこぼれ落ちる花びら。 月見と花見が同時に出来るなんて、この上なくマーべラスな夜。 ♪月がとっても青いから 遠周りして・・・ではないけれど、ふらふらと疎水沿いを回り道して帰宅した。 澄んだ空、綺麗な月、川面に揺らぐ月の光、そして桜。 仕事ではち...
時は春、 日は朝(あした)、 朝(あした)は七時、 片岡に露みちて、 揚雲雀 なのりいで、 蝸牛 枝に這ひ、 神、そらに知ろしめす。 すべて世は事も無し。 ( 上田敏 訳詩集 「海潮音「より ロバート・ブラウニング “春の朝” ) The year's at the spring, And day's at the morn; Morning's at seven; The hill-side's dew-p...
春の穏やかな休日…「行楽地は家族連れやカップルで賑わいました」などという、まるで時候の挨拶のような紋切り型の言葉が今日も夕方のニュースで流れるのだろう。 メディアの中ではいつだって行楽地に賑わっているのは家族連れやカップルだ。それがまるでこの国での幸せのあり方なんですよ、と言わんばかりに。実際、行楽地の大多数は家族連れやカップルなんだろうけど、男同士や女同士や一人ぼっちという人もたくさんいたに違いな...
朝、昼と書いたので、お次は春の夜。 春の夜は心なしかふわふわする気がする。微妙にカラダが宙に浮く感じ。自分の体の隅々に力がこもりきらない感じ。微妙に熱っぽい感じ。 真冬や真夏は、外気の寒さや暑さとのある種の戦いであって、自分の内側と外部をしっかり隔てておかないといけないから逆に「自分」というものを自覚しやすい。春はその辺、つい油断してしまうのだ。どこまでが自分でどこからか外部なのかが危うくなるような...
真夏のような暑さになるかと思えば、しれっとした雨が降ってひんやりしたり、お天気に翻弄される毎日。どうも本調子じゃない日が続く。 例年なら花粉症も桜の頃にはとっくに終わっているのに今年は何故かいまだにぐずぐず。ひょっとしてスギ以外の花粉にも反応し始めたのか?それともただの風邪? 仕事は決して嫌ではないのだけれどなんだか人のお尻を拭くようなことや、言葉の行違いから真意が曲解されてあらぬ方向へ話が飛んでい...
今日は朝から雨が降っている。 しずしずと、さわさわとした静かな雨だ。 春の雨は悪くない。 物静かに休息を促すような優しい香りがする。 今日、4月25日は新撰組の近藤勇が斬首された日なのだそうだ。 もっとも旧暦の4月25日なので実際季節はもう少し先なのだろうけど。 たまたまだが、このしばらく読んでいたのは山川健一氏が書いた『新選組、敗れざる武士達』という本。 たまたま本屋で見かけて、えっ?山川健一が新選組...
アイシテル/CHAGE チャゲ&飛鳥に興味を持ったことは、実は一度もなかった。 ロック一辺倒だった僕にとって、彼らの音楽はすんなりと心に響くものではなかった。けれど、誰かが必ずカラオケで歌ったりするから、それなりに有名な曲は知っていたり歌えたもするのだけれど。 だから、今日紹介するこのCHAGEさんのソロ・アルバムと出会ったのはまったくの偶然だった。 このジャケットのCHAGEさんの表情がとても素敵...