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◇地球温暖化と、新しい植民地支配と、山川健一 『水晶の夜』

洞爺湖サミットを明日に控え、地球温暖化やらCO2削減やらの観点でのTVの特集番組や新聞記事を見る事が増えた今年の夏。 そもそも『地球を守れ』なんていうけれど、地球はただその時代時代の環境に応じてこれまでも長い歴史の中でその時々に栄えた生き物を滅ぼしながらその姿を変えてきたのであって、人間が守りたいのはあくまで『地球』ではなく『人間がこれからも豊かな暮らしを続けていけるだけの地球環境』なのだ。 農耕の...

♪7月 ピーカンの青空の下の夏

先週も忙しかった。せめて土日くらいは完全休養したいものだが、仕事場の委託会社の若い連中が自主研修会をやりたいとのことでおつきあいをすることになる。 本音のところは勘弁してくれよ、なんだけれど、若い連中の自主性ややる気をつぶすわけにもいかない。 こういうことはある意味、恩返しみたいなものだろう、と思うことにする。 自主研修会が終わって、みんなで大玉のスイカを切って食べた。 今年初めてのスイカ。甘くて美味...

♪7月 アスファルトの上の夏

京都の夏は盆地型の気候のせいでかなり暑いと言われる。とりわけ一番暑いのがこの祇園祭の前後。今日も暑かった。34℃くらいまで上がったのだろうか。加えて高い湿度。 気分的には、京都より、街中に緑のまったくない大阪の方が暑いのではないかという気がするけれど、もっと気温が高い沖縄もロサンゼルスも風が通って爽やかだったし、カイロだって湿度が低くて40℃越してたってへっちゃらだった。経験上では、大阪・京都の夏は...

♪7月 番外編 個人的“夏の定番” from 80's

1980年代前半。世は80年代バブル、誰もがブランド物で身を固め、スポーツカーで海や街へ繰り出していたような浮かれた享楽的なイメージで語られるおしゃれでリッチで派手で軽薄な時代の端っこで、僕は10代後半で、地下室の喫茶店でなけなしの金を稼ぐしかない金もヒマも自由も女も仲間も何にもないみじめなアルバイターだった。 華やかな時代とはまったく無縁の薄暗がりの中で自分の真夏が終わってしまうかのような感覚に...

♪寝苦しい熱帯夜を、こいつで迎え撃つのだ。

原因不明の嘔吐感と下痢が続いて、くったくたになりながら何とか仕事を片付けた。 さすがにへとへとなのだけれど、疲れすぎてかえって眠れない。 お腹は空くけれど、まだ食欲が湧かない。 蒸し暑い、寝苦しい夜。熱気が滞留している。 来週が思いやられる。 気力は体力に比例する。 体が弱っている時には気分もダウンになりがちだ。 だからこそ、弱っている時には滋養強壮が必要だ。 そんなわけで、タフでエネルギッシュな、スタミ...

◇チェ・ゲバラのロック・スピリット!

チェ・ゲバラの遥かな旅   /  戸井 十月 「旅に出たいな・・・。」 ひとくさり愚痴をこぼしたあとで、アルベルトは、遠い目をして呟いた。」 「どこへ?」 ゲバラが訊くと、アルベルトは少し苛ついた様な調子で答えた・ 「どこでもいいいんだよ。ともかく、ここから出て広い世界へ行きたいんだ。 こんなところにいたら窒息しちまうよ。」 1951年10月。 23歳の医大生だったゲバラは、年上の親友アルベルトと、情熱に...

♪南の国の暮らし方 / ジミー・クリフを聴きながら

Give Thanx/Jimmy Cliff 毎日が今年の最高気温を更新する暑さ。天気予報は36℃。たまたま世界の天気予報見てたら、ニューヨークは31℃、ロンドンは21℃、ジャカルタやバンコクですら33℃なのだから、いかに大阪・京都が暑いかよくわかる。さすがにサウジアラビアのリャドは45℃なんて出てましたが。 しかし、不思議なことに人間には環境に順応する能力があって、いきなり暑さモードがアップした先週あたりに比べれば、体はず...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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