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♪6月は、くすんだフカミドリ。

6月はどちらかといえば苦手だ。 なんとなく血の巡りが悪くてカラダがだるく、ぐずぐずと日々を過ごすことが多い。 気温は上がってくるけれどアドレナリンの上がる暑さでもなく、湿気だけは高くて蒸し蒸しと不快指数が上がる。暑いのかと思えば時にはいきなり冷え込んだり、どうも体調管理が難しい。 体調がいまいちだと気分も優れないからどうしても心も、お天気同様ぐずつきがちになる。 ぐずぐずとどっちつかずの中途半端な季節...

♪ぱっとしない日々にまどろみながら ~くるり 『TEAM ROCK』~

TEAM ROCK/くるり どうやらこのところ、とても疲れているようだ。 疲れているのだということに気付かないくらい少しずつうっすらと、窓の桟の埃みたいに積もった疲れ。 何か決定的に疲れてしまうようなひどい出来事があったわけではない。仕事はいつものように相変わらず忙しいし、思ったとおりに進まないことのほうが圧倒的に多い。それはいつものことだ。確かに睡眠時間は少し少なめだけれど、それとて今になって極端に減ったわ...

♪明るい太陽のような音楽が聴きたくて~Superfly 『Superfly』~

Superfly/Superfly 明るい太陽のような音楽が聴きたい。 そんな思いから手に入れたのは、今やヒットチャート№1のSuperflyのデビューアルバム。 60年代~70年代のロックをベースに黒人音楽のフィーリングがたっぷりの音。それにのる、パワフルな志帆のVo。 正直、自分がヒットチャート№1のアルバムを手にするとは思っても見なかった。 いわゆるJ-POPとひとくくりにされる日本の音楽シーンについては、悪くはないし、優れた表現者が...

◇秋葉原無差別殺人事件 / 村上春樹 『回転木馬のデッドヒート』より「プールサイド」にて

秋葉原の無差別殺人事件。 朝、新聞を読みながらワイドショーを見ていて、何とも言えない気持ち悪さを感じた。 記事を書いている記者も、ワイドショーのレポーターもコメンテーターも、明らかにこの事件に「酔って」いる。或いは「興奮」している。「こんなひどい事件が起きた、許せない」と叫びながら、この大事件をどこか心の底でぞくぞくしながら…楽しんでいるとまでは言わない、けれど、ある孤独な男の描いた夢想がそのまま現...

◇茨木のり子 “自分の感受性くらい”

“自分の感受性くらい” ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか 苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし 初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな そもそもがひよわな志にすぎなかった 駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい ...

♪6月のもやもやをぶっとばせ!~行き詰ったら振り出しに戻ってロックンロールを~

日ごとに暑さが増してゆく。湿気も高くてうっとおしいけど、暑いならいっそ思いっきり暑いほうが好きだ。 夏に聴くとより気持ちいい音楽はたくさんあるけれど、とりわけ最高なのは、泥臭くていなたいロックンロールやリズム&ブルース。それらは、基本的に「夏の音楽」だと思っている。 なぜなら、ロックンロールという音楽のそもそもの始まりは、大人社会の古い常識から逃れて自分自身が今思うことに素直であることを希求した若者...

♪レッド・ツェッペリンを聴きながら、夕立を待っていた

 Led Zeppelin/Led Zeppelin 昨日は大粒のどしゃ降り雨が断続的に降り続いた。 それこそよくあるたとえで、バケツをひっくり返したように。 用事で外へ出ていて所用が終わって建物から車に戻るまでの間にびっしょびしょのずぶ濡れになった。 シャツがべしゃべしゃに体に張り付いて、靴下までずくずくで、ポケットのタバコぐしょぐしょ。 拭いても拭いても髪から水が滴り落ちてくる。 路肩の溝ではボコボコと音を立てながら、...

♪わら焼きジミ・ヘンドリックス

Experience Hendrix: The Best of Jimi Hendrix/Jimi Hendrix こんな蒸し暑い日に食べたくなるもの。 例えば、かつおのたたき。 シャキシャキのたまねぎスライスに柚子風味たっぷりのポン酢をぶっかけて頂いた。 さっぱりとしておいしかった。 パッケージにあった説明文によると、このかつおたたきは、土佐伝統の“わら焼き”なんだそうだ。 わらは瞬間的に高温で熱く燃え上がりさっと燃え尽きて消えてしまう。 だから、ガス焼きや炭...

♪梅雨前線停滞中…梅雨空に高湿度系ブルースロックを浴びる

蒸し暑い。 風が完全に止まっている。 それならば、と、二日酔いの頭に迎え酒でも煽るように、泥臭く、湿度が高く、南部の香りのプンプン漂う、そんなブルース系のロックばっかりを立て続けに聴いていた。 むせかえるような暑苦しいシャウト、泥臭くもっちゃりしたリズム、熱気を帯びたギター。 聴いているだけで汗が噴出してくる。 まるでサウナだ。 疲れきったからだの老廃物を排出するにはちょうどいい …そんな暑苦しさ満点のア...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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