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♪セルフポートレイト / RCサクセション

FEEL SO BAD / RCサクセション毎朝新聞を賑わす社会の不祥事。防衛庁前事務次官、NOVA、赤福やもろもろの、毎日何らか新聞に載る法令違反や異物混入の自主回収社告。今日の夕刊にはニチアスの耐火性偽装。あっちもこっちも花盛りってとこだ。遡れば雪印に始まり、不二家、ミートホープ、中国産のいろいろへ繋がる食品系、ミドリ十字や姉羽の耐震偽装、あるある大事典…2000年代は偽装発覚のオンパレードじゃないか。いつのま...

♪果てなき航路 / 新井英一

新井英一全集1(1)果てなき航路 / 新井英一 なんだかんだでこのブログを始めて1年経とうとしている。正直我ながらよくもまぁしゃあしゃあと書き連ねてきたものだとあきれてしまうけれど。きっかけは、40歳という人生の折り返し点を目前にして、今まで自分が過ごしてきた日々を振り返っておきたいとの思いからだった。十代の頃から自分自身の形成に少なからず影響を与えられてきた、大好きな音楽から受け取ったメッセージや、大好...

♪反抗期 / 浜田省吾

Home Bound / 浜田省吾自分の人生を振り返ってみて「7年周期成長説」という説を立ててみた。要は、7年くらいの周期で人間は次のステージへ成長するのではないか、という仮説だ。0歳から6歳までの7年間は「天使の領域」。7歳から13歳までは「無邪気な少年時代」、言いかえればただのガキんちょ。14歳から20歳くらいまでの時期は、第二次性徴を終えて体は大人になるのに、環境は子供のままで、精神は成長する部分とそ...

♪HERO (ヒーローになる時、それは今) / 甲斐バンド

甲斐バンドストーリー / 甲斐バンド同世代の方が書いた音楽ブログを拝見させていただくのはとても楽しい。同じような音楽を聴いて同じようなことを感じて同じように育ってきた仲間がたくさんいるんだな、と思うとなんだか勇気が湧いてくる気がするのだ。最近、ビールのCMで流れたりどこぞのラップ・グループがカバーしたりで耳にする機会がつとに増えた、甲斐バンドの大ヒット曲『HERO-ヒーローになる時、それは今-』。今思い返...

♪Sittin' on the Fence / ザ・ルースターズ

ROOSTERS a-GO GO / THE ROOSTERSフェンスに腰かけ 明るい空の下考えているところこれから何をやろうかなフェンスに腰かけ 遠くを眺めて待っているところイカす悪魔の訪れフェンスに腰かけ ミルク飲みながら感じているところ オイラの素敵な幸運をずいぶん長いことこうしているみたいフェンスに腰かけ 涼しい顔をして想っているところ愛するあの娘のことをフェンスに腰かけ 難しい顔をしてやっているところオイラのジグソ...

♪鉄橋の下で / 花田裕之

Love Hurt / 花田裕之ルースターズのライヴを初めて見たとき、大江慎也は精神を病んで既に脱退しており、花田がギターを弾きながらヴォーカルをとっていた。「ルースターズが京都に来る!」と当時大学生になりたてだった僕は色めきたって足を運んだら、期待していた音とは全く違ってがっかりした記憶がある。それからずっとルースターズはあんまり聴いていなかった。数年後にバンドは解散し、花田はソロになった。バンドの中でも...

♪魂こがして / A.R.B

ARB LIVE/魂こがして / A.R.B. 俳優としての石橋凌が、どんな作品に出ていて、どれくらいの認知度があって、世間でどんな評価をされているのか、実はよく知らないのだけれど、かつて石橋凌はめちゃくちゃにかっこいいロック・バンドのヴォーカリストだった。1956年福岡生まれの石橋は、79年にARBのヴォーカルとしてデビュー。方向性を巡って事務所を飛び出し、ツアーをこなし何枚かのアルバムを発表するが時代はまだロックに...

♪Our Histry Again / The ROCK BAND

アナーキー / THE ROCK BAND金が仇の世の中で夢を追いかけている奴がいる夜毎に酔いどれて路地裏で眠っても胸に赤いバラ そんな感じさ15で世の中わかっちまったよな奴らから見れば馬鹿げた話さ日々の暮らしは晴れた日ばかりじゃないが明日が雲間に見え隠れあぁ繰り返す時を見逃すな熱く燃えて生きるOUR HISTRY AGAIN  (Our Histry Again / The ROCK BAND)良い子だったのだと思う。今思えば。結局、ケンカもしなかったし、タ...

♪遺言 / 柳ジョージとレイニーウッド

ゴールデン☆ベスト 柳ジョージ&レイニーウッド / 柳ジョージ&レイニーウッド職場の同僚の父君がお亡くなりになり、お葬式に参列してきた。長らく闘病生活をされていたせいかご遺族やご友人にも幾許の覚悟もあり、よく晴れた秋の空のようなさっぱりしたお葬式だった。もう結婚式に呼ばれることも少なくなって、これからはこんな機会の方が増えていくのだろうな、これからはいったいどれくらいの人間のお葬式に参列するこ...

♪Grandma's Hand / Bill Withers

Lean on Me: Best of Bill Withers / Bill Withersお葬式に行ってふと、祖母のことを思い出した。もう20年以上も前に亡くなった母方の祖母。祖母はキリスト教信者で、お葬式では、教会のお仲間がたくさん来て、讃美歌をたくさん歌った。煙草のにおい、岡山弁、しわだらけの手。彼女の旦那である祖父は、僕が生まれた年に事故で亡くなっていた。祖父は絵画が得意だったらしく、僕が落書きをしていると「あんたはお爺ちゃんの生ま...

♪Park Avenue South / Dave Brubeck

Park Avenue South: Live at Starbucks / Dave Brubeck深まりゆく秋の休日には、例えばこんななんでもないジャズ。ボリュームを少し絞って、穏やかな空気で部屋を満たしてみる。このところいろいろと忙しかった。今日は完全休養だ。2003年録音の、ニューヨークのコーヒーハウスでのライヴ盤。中古屋でなんとなくジャケット買いしたのだけれど、実に良い味わいの音が鳴っている。秋の日の陽だまりのようなやさしいタッチのピアノ...

♪Beyond the Missouri Sky / Charlie Haden & Pat Metheny

Beyond The Missouri Sky (Short Stories) / Charlie Hadenいつもどこか懐かしさを感じさせるようなメロディを紡ぎ出すパット・メセニーと、ベースの詩人チャーリー・ヘイデンの、1997年のデュエット・アルバム。ひとまわり以上も年齢差のあるチャーリーとパットは、ともにアメリカ中西部・ミズーリ州の生まれなのだそうだ。このアルバムに寄せたパット・メセニーのコメントにはこうある。「この地理的な偶然の一致が、チャーリー...

♪Too Rye Ay / Dexys Midnight Runners

Too Rye Ay / Dexys Midnight Runnersフィドルやバンジョー、フルートなど、およそロックとは似つかわしくない楽器の音がせつなく美しくかっこいいこのアルバムは、おいしい紅茶でも淹れてほっと一息つきたいような気分の秋の一日によく似合う。“ケルティックソウルブラザース”から始まる10曲が切れ間なく続く構成のこのアルバムは、バイオリンをバックに朗々と歌いあげる曲もあれば、ホーンセクションや女声コーラスも含めてバ...

♪Walls come tumblin' down / The Style Council

Our Favourite Shop / The Style Council 「街で輝いた顔をしているのは25歳以下の連中ばっかりだ」「若い連中は言いたいことがいっぱいあるのに大人はそれを怖れて耳を傾けようともしない」1977年のポール・ウェラー率いるザ・ジャムのファースト・シングル“In The City”は、そんな若さゆえの勢いにあふれたメッセージを持つ歌だった。ポール・ウェラー、このときわずか19歳。ザ・ジャムはいわゆるネオ・モッズとして、60年代中...

♪I gotta find peace of mind / Lauryn Hill

MTV Unplugged No 2.0 / Lauryn Hillなんとなく特に深い思い入れもなく中古CD屋で手に取ったローリン・ヒルのこのアルバムは衝撃的だった。新しいアーティストが巷で話題になっても手を伸ばさなくなってもう10年以上経つ。いつのまにかそんな情報にすら興味を示すこともなくなって、買うCDといえば昔から好きなアーティストの新譜か再発モノばかり。こうやって時代と離れた場所でオヤジになっていくんだと知りつつ、売らんか...

♪First time ever I saw your face / Roberta Flack

First Take / Roberta Flack音楽家の家庭に育ち、クラシックやオペラの声楽などの正式な音楽教育を受けたロバータ・フラックは、1969年に30歳を過ぎてからデビューした異色ミュージシャン。60年代にはまだまだショー・ビジネスの世界での黒人女性の位置づけは「歌って踊れる」色物でしかなく、一方で差別の根強いクラシック界でも生半可な才能では入り込む余地さえなく、いくら才能があったとしても現実的には音楽の講師をやった...

♪Ain't no mountain high enough / Diana Ross

Diana Ross Motown Greatest Hits / Diana Ross最も世界的な成功を収めた黒人女性歌手、ダイアナ・ロス。デトロイトの自動車下請け工場に勤める父親、裕福な白人家庭でメイドとして働く母親、そんな典型的な中流以下の黒人家庭に育った彼女は、昼は高校でデザインを学び、夜はレストランでバイト、その稼ぎで週末には、モデル養成学校と美容教室に通い、陸上部で活躍し聖歌隊でも歌っていたというほど活動的だったという。時代...

♪Neither One of Us / Gladys Knight & the Pips

Neither One of Us / Gladys Knight & Pips判官びいきというわけでもないけれど、派手なスーパースターよりも、地味渋びいきなところがある。女性ならアレサ・フランクリン、ダイアナ・ロス、ロバータ・フラック、ディオンヌ・ワーウィック、ミニー・リパートン…モータウンならスティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、テンプテーションズ、フォー・トップス、スモーキー・ロビンソン、ジャクソン5…それらに負けず劣ら...

♪Will the Wolf Survive? / Los Lobos

How Will the Wolf Survive / Los Lobosいきなり冷え込みがきつくなって、あっという間に冬の到来。今年の秋も短かったなぁ、という印象。冬は正直好きじゃない。ただでさえ出不精の僕は外へ出るのが億劫になる。なんとなく気持ちまで億劫で内向的になるし、からだも縮こまって肩も凝るし、なんだか心まで縮こまってしまいそうな気がするのだ。いっそ熊みたいに冬篭りでもしてしまいたいけど、現実そうはいかない。食べ物の減っ...

♪Moanin' in the Moonlight / Howlin' Wolf

Moanin' in the Moonlight / Howlin' Wolf月のきれいな夜だった。明日あたりが満月。「狼」つながりってわけでもないけれど、「月」と「狼」といえばハウリン・ウルフ。ハウリン・ウルフは、1950年代、マディ・ウォーターズとシカゴのブルース・シーンを二分したブルース界の大ボス。実際ルックスそのものがギャングの大ボスみたいな人で、その吼えるようなダミ声はまさにウルフというか獰猛な肉食獣を思い起こさせる。どちらか...

♪Pres and Teddy / Lester Young & Teddy Wilson

Pres & Teddy / Lester Young冬の空はよく澄んで晴れ渡っていて、なんだかツーンとするような空気の張りつめた感じが心地よい。今夜も月がきれいだ。なんとなくセンチメンタルな気分で、懐かしい思い出をひとつひとつかみしめるようにゆったりと一服の煙草を吸う。月を肴に酒でも飲もう。ビールじゃなくって、もうちょっとピリッとする奴。グラスの中で氷がカランと乾いた音を立てるような奴。BGMは例えばこれ。レスター...

♪One O'Clock Jump / Count Basie

The Best of Early Basie / Count Basieビッグバンド・ジャズにはほとんど詳しくない。ビッグバンド・ジャズと聞いて思い浮かぶのは映画『上海バンスキング』や『スィング・ガールズ』、終戦直後の進駐軍の映像のバックに流れるグレン・ミラー楽団の「ムーンライト・セレナーデ」くらいのもなのだけれど。1930年代にカンサス・シティで録音されたこの時代のカウント・ベイシー楽団はダントツに別格にカッコイイ。1930年代、アメリ...

♪You can't get what you want / Joe Jackson

Body & Soul / Joe Jacksonジョー・ジャクソン。1979年にパンク・ロッカー的にデビューした後、ジャイヴ・ジャズやらスィング・ピアノ、レゲエ、カリプソ、サルサ、ソウル・R&Bまで、そのスタイルをコロコロ変えながらあらゆるジャンルに首を突っ込んできた男。その表現スタイルは、皮肉の効いた歌詞とともにある種のひねくれ者であるといえる(このアルバムのジャケットだって、ソニー・ロリンズのパロディというかオマージ...

♪It Hurts Me Too / Elmore James

Dust My Broom / Elmore Jamesハウリン・ウルフの対極にある繊細なブルースといえば、エルモア・ジェイムス。まるで命をナイフで削り出すかのようにエレキ・ギターをスライドさせるスタイルを作り出し、多くのフォロワーを生んだ。いわゆる“キャキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャダッタダタダダッタダッタキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャダッタダタダダッタダッタ”っていう例の奴です。そして、やや...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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