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♪十七歳の地図 ‐MV番外SNNその4‐

十七歳の地図 / 尾崎豊Released:1983このアルバムをしょうもない、と言ってしまうと熱狂的なファンの人から誹謗中傷を受けるんだろうか。でも、正直な感想だから仕方がない。もちろん、この作品の質についてしょーもないと言っているわけではない。そういう意味ではなく、今の自分にとってはしょうもない音楽だということ、四十代も後半に差し掛かったおっさんが聴いて心に響く音楽ではない、という意味であることをご理解いただ...

♪DECLARATION -MV番外SNNその3-

Declaration / The AlarmReleased:1984 1980年代、イギリスは英国病と呼ばれた経済の疲弊をサッチャー政権による“サッチャリズム”という経済政策での改革を推し進めていた。規制緩和や付加価値税の引き上げによるこれらの改革は、ポンド高を招き失業者を増大させ経済格差をより拡大させる一因となった。パンクの誕生の背景にはこういった経済的な閉塞感があり、そういった流れからか80年代のイギリスには政治的にも踏み込ん...

♪GRATEST HITS(THE BOMB) -MV番外SNNその2-

Gratest Hits(The Bomb) / ParliamentRecordrd:1974-78しょーもないけど憎めないアルバム、SNN第二弾はこの人たちです。ごってりと濃厚でお腹いっぱいになるボリューム感。ラメラメでゴッテゴテの衣装でギラギラの楽器のコッテコテでいかがわしさ満点のルックスに、ぶっといリズム、分厚いホーン&コーラス&キーボード、歌われるのはスターチャイルドやらドクター・ファンケンシュタインやらサー・ノーズ・ドヴォイドファン...

♪PUSSY CATS -MV番外SNNその1-

Pussy Cats / Harry NilssonReleased:1974先月の記事でezeeさんから、「次は“しょーもないけど憎めないアルバム100選”を」とのコメントをいただきました。“しょーもないけど憎めない”(笑)、ハハハ、確かにあるある。胸を張って「これは名盤!おすすめ!」とはとても言えないけれど、どこか愛着があって捨てがたいアルバム。100選とまではとてもいかないけれど、MyVintageシリーズ完結前に、番外編として10枚ばかり選んで...

♪THE FIRST OF A MILLION KISSES -My Vintage(101)-

The First Of A Million Kisses / Fairground Attraction Released:1988 the lights on the westway go on a million cars hurry home an ice cream van shuts off its tinsel bells winter won’t be long西通りに街灯が灯って たくさんの車が家路を急ぐ アイスクリーム屋のヴァンも店じまい冬がもうすぐやってくるI see you every day I watch as you walk down this way we pass on the stairs of this council block too shy t...

♪RHAPSODY -My Vintage(100)-

RHAPSODY / RCサクセションReleased:19801980年4月5日、東京。久保講堂で、新生RCサクセションのデビュー作となるこのアルバム収録のためのライブが行われていた頃、僕は大阪のはずれの田舎町で、中学2年生になる春休みの終わりを呑気に迎えていた。RCサクセションや忌野清志郎のことなど知る由もなかった。改めて振り返ってみても、僕は不良少年ではなかった。お絵描きが好きでスポーツが苦手な冴えない子どもだった。...

♪RUMBLIN' BOB -MyVintage(99)-

Ramblin' Bob / Robert Nighthawk Recorded:1937-52My Vintageのシリーズもすでに99枚目。100枚少しで一区切りを考えているのだけれど、ここらでもう一枚、ブルースを入れておきたい、と考えて悩んだ。さて、誰にすべきか、と。基本的にブルースは何でも大好きなんだけど、何せうるさ型の多いこのジャンル、アレを聴け、コレを聴け、○○がわからないなら聴く資格はない、などと教条的なものが大嫌いな自分としてはモダン・ジャ...

♪MITAKUE OYASIN OYASIN -My Vintage(98)-

Mitakuye Oyasin Oyasin~All My Relations / The Neville BrothersReleased:1995音楽の都、ニューオーリンズ。ジャズの発祥の地でもあると同時に、アメリカの他の都市とは異なる歴史的背景から来る独特の文化が育まれ、たくさんの音楽が生まれ、熟成されてきた街だ。そんなニューオーリンズを代表するバンドとして君臨するのがネヴィル・ブラザーズだけど、正直、若い頃に初めて聴いたときにはピンと来なかった。なんかモコモコし...

♪TOO RYE AY -My Vintage(97)-

Too-Rye-Ay / Dexys Midnight Runners Released:1982“Ladies and Gentleman,I give you the Celtic Soul Brothers...”そんなアナウンスで始まるデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの1982年のアルバム。バンドのテーマ曲のようなThe Celtic Soul Brothers で幕開け、ホーンセクションがソウルフルなLet's Make This Preciousへと軽快に続いていくご機嫌なオープニング。それぞれの曲が切れ目なく続いてひとつの物語を織りな...

♪CLOSING TIME -My Vintage(96)-

Closing Time / Tom Waits Released:1973どんより曇り空の休日、11月。どんどんと冬っぽくなってきました。冬、寒いのは苦手で心も体も縮こまってしまいがちなんだけど、ひとつだけ晩秋~冬にかけて楽しいのは、お酒が旨いこと。真夏のクソ暑い日にうぃ~っ、と飲み干すビールもそれはそれで旨いんだけど、やっぱり本当においしいと思えるお酒は晩秋~冬です。焼酎、ワイン、日本酒。薀蓄垂れられるほど詳しくはないのだけれど、...

♪WOMAN AND I -My Vintage(95)-

Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS / 柳ジョージ&レイニーウッド Released:1980♪南廻りの船でアフリカへ行くのが夢さ~、というフレーズで始まる「アフリカの夢」という歌が大好きだった。冬の長い町から都会に出てきた、とある酔っぱらいの、まるで喜劇のような悲劇の物語。この曲、なぜかぐっと来たんだよなぁ。当時、中学生だったけど。いわゆるニュー・ミュージックと呼ばれる音楽が全盛だった70年代末~80年代...

♪LIVE IN ITALY -My Vintage(94)-

Live in Italy / Lou Reed Released:1984昨年の10月27日にルー・リードが亡くなってから一年が経つ。ルー・リードの音楽を初めて聴いたのは高校2年の頃だ。友人のひとりにロックに目覚めたWという奴がいて、そいつの部屋でレコードを聴かせてもらった中の一枚にヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Loaded」があったのだ。彼らのラスト・アルバム、Sweet JaneやRock'n'Rollが入っていた盤。大阪の外れの田舎町の高校生が...

♪日々のあわ -MyVintage(93)-

日々のあわ / ハナレグミReleased:2004いいお天気の休日だ。久しぶりに、ほんとに久しぶりに何の予定もない連休。この2か月ほどかなり目一杯仕事抱え込んでて、その上イベントごともどっさりあって、ましてそんなへとへとの仕事の抱え込み方すらお前なら当然的に扱われた日にゃぁもう体も心もくったくたで。ようやく平常運転に戻れそうなところまで落ち着いてきて、ちょっと気持ちも緩んだせいか、昨日から風邪気味。こういう時...

♪愛があるから大丈夫 -My Vintage(92)-

愛があるから大丈夫 / 上々颱風 Released:1993 お祭りの季節、祭り太鼓や笛の音がどこからともなく響いてくると、ついついむずむずした気分になってしまうのはやっぱり日本人だからだろうか。日本人に生まれたとはいえ僕らの世代はすでに元々あった日本的なものからは少し縁の切れた育ち方をしてきたから、例えば和食が世界文化遺産だとか、そういう見直しを外国人と同じような感覚で再評価しているような感じさえする。そんな日本...

♪RICKIE LEE JONES -My Vintage(91)-

Rickie Lee Jones / Rickie Lee Jones血も滴るようなお肉の塊は大好物だ。唐揚げやフライドポテト、油っこくてジャンキーな食べ物も嫌いではない。だけど、そういう食事が続くと、お野菜やお豆腐や納豆、或いはシジミやワカメがたっぷり入ったお味噌汁なんかが無性に食べたくなる。無意識のうちに体が求めるのだろうな。音楽も同じで、タンパク質の塊みたいなロックや油っこいソウル・ミュージックばっかり聴いていると、もっと滋...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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