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座右の名曲(12) Stay Free

The ClashStay Free座右の名曲シリーズ、とりあえず今回がラスト。12曲だとちょうど昔よく作った46分カセットの編集テープみたいでいいんじゃないかと。最後はやっぱり、かっこいいロックンロールで行こう。クラッシュの“Stay Free”。セカンド・アルバムでミック・ジョーンズが歌っていた曲だ。青春時代を共に過ごした友人が、大人になっていく過程で方向性が違ってきて、お互いの道を歩むようになっていくことを、少しの甘い...

座右の名曲(11) Life Goes On

The KinksLife Goes On逃げることもない恐怖に向き合わなくてもいい君が無防備だって人生はそこにあるある日そいつはやってきて君はただ受け取ればいい君が予想もしないうちにそいつは突然やってくるんだそして君もいつか逝くそのときになってわかるんだ人生は続いていくんだって君がいい奴だったかそれとも嫌な奴だったか正しかったか間違っていたかそんなことは誰も気にとめやしないだってそれぞれの人生は続いていくんだから5...

座右の名曲(10) A Ray Of Hope

The RascalsA Ray Of HopeI know a lot of people who think like meThat this world can be a place that's filled with harmonyFirst there's a lot of things we've got to rearrangePut an end to hate and liesSo peace can come and truth shall reignAs long as there is a ray of hopeこの世界は調和で満たされた場所だそう考える人がたくさんいることを僕は知っているいろいろと建て直すべきことはあるけど最初にやるべき...

座右の名曲(9) Before They Make Me Run

The Rolling StonesBefore They Make Me Run言いたいこと言ってやることやったら動き出すんだまだ楽しみが残っているうちに奴らが俺を走らせようとする前に自分の足で歩かさせてくれローリング・ストーンズ、1978年のアルバム『Some Girls』でキースが歌うチープなロックンロール、“Before They Make Me Run”。この曲のこのフレーズが大好きで。世の中なかなか思うようにはすすまない。もうちょっと考えてみたららどうよ、もうちょ...

座右の名曲(8) Authority Song

昔っから偉い人が嫌いでね。偉い人。正確には、立場上偉いというだけで指示命令を振りかざし、権力で相手を従わせようとする人。職場近くのライヴハウスで新型コロナの感染者が出た翌週月曜日の朝、出勤したら幹部職員たちが数名、一階のエレベーターホールの前にぞろぞろ立っていて、エレベーターに乗る人たちに「ボタンを押す前にアルコール消毒しなさい。」と命令していた。別の人がボタンを押したので乗り込もうとすると「消毒...

座右の名曲(7) 君が僕を知ってる

RCサクセション君が僕を知ってる今までしてきた悪いことだけで僕が明日、有名になってもどうってことないぜまるで気にしない君が僕を知ってる愛されたい。それは、よりよい子孫を残していくためにある水準以上の生き物に生まれながらに備えつけられた標準装備だ。しかも人間は集団生活をする生き物だから、できればたくさんの人たちからたくさん愛されたいと願い、そういう行動をとることがデフォルトになっている。でも、すべて...

座右の名曲(6) Sitting On The Fence

The RoostersSitting On The Fenceひとりでポツンとガードレールに腰掛けて、遠くの空を眺めている。そういうシチュエーションが好きだ。そのとき、頭の中にはだいたい、この曲が流れている。RCサクセションと佐野元春でロックンロールの名で呼ばれるスピリットに目覚めてからどんどん深みにはまっていった高校生の僕は、日本のロック・バンドを片っ端から聴き漁っていった、、、ってな話は以前もきっとどこかで書いたっけ。ハウ...

座右の名曲(5) ガラスのジェネレーション

佐野元春ガラスのジェネレーション佐野元春のセカンド・アルバムの一曲め、“ガラスのジェネレーション”。この曲のラストでキーを上げてシャウトされるフレーズは、一瞬で高校生の僕にガツンと突き刺さったのだった。それはまるである種の神託のようだった。“つまらない大人にはなりたくない!”物わかりのよい子どもではなかった僕は、何かにつけて親や教師のやることに文句をつけていた。呼び出され、お説教を受けるたびに教師はこ...

座右の名曲(4) One Track Mind

Johnny Thunders and The HeartbreakersOne Track MindWhen I was born, I hada think up a songTo live like I wish I had to flop like a fishIn the confusion I made an illusionI spit out a track And I don't look backI Gotta One Track MindI Gotta One Track MindI Gotta One Track MindOver You生まれ落ちたその時に こんな歌を思いついてた魚が飛び跳ねるみたいに 生きていきたいだけ混乱の海から幻惑を生み出し路上...

座右の名曲(3) Your Love Keeps Lifting Me Higher and Higher

春分の日を過ぎた途端に、うれしくなるくらいの春らしい日射し。土手の桜もつぼみをふくらませて、花を開かせるまでもう少し。こんな日によく似合う「座右の名曲」は、ソウルでいこう!Jackie WilsonYour Love Keeps Lifting Me Higher and Higherベースのリフとパーカッション、チャキチャキとリズムを刻むギター、そして存在感ハンパないウィルソン師の太くて張りのある歌。コール&レスポンスを繰り返すホーンと女性コーラス、...

座右の名曲(2) You can make me dance,sing,or anything

座右の名曲、第2回はフェイセズのこの曲です。The FacesYou can make me dance,sing or Anything聞いてよ きみに言っとかなくっちゃいけないことがある時々自分でもわけがわからなくなってひどいことを言ってしまうことがあるそれから夜遅くまで遊び歩いて帰ってから大喧嘩とかねなぜだか計画はいつももうちょっとのところでうまくいかないんだけどいつもドキドキさせてくれるきみさえいてくれたら億万長者にだってなれる気がす...

座右の名曲(1) Brightside Of The Road

まだまだ収まるどころか拡大する一方の新型コロナ。一日中マスクするのにも慣れたけど、なんともいえないこの閉塞感、さすがにうんざりする。言いたいことはいろいろあるけど、そんなことを書いてもつまらない。むしろこういうときこそ、大好きなロックンロールのことを書くべきだろう。ということで、しばらくの短期連載シリーズ。題して「座右の名曲」。ベタなタイトルですが。。。自分なりのポリシー、生きる姿勢やスタンスに影...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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