fc2ブログ

Entries

♪ゴールデンウィーク対談:監獄ミュージック

golden(以下g):「ゴールデンウィークといえば、大掃除の季節ですねー。」blue(以下b):「そうなんか?」g:「普通、大掃除といえば年末ですが、あの時期はいろいろ忙しくて。それに寒くて動くのめんどくさいでしょ。厚着では動きにくいし、窓開けても寒いし。」b:「雑巾絞るのにわざわざお湯沸かしたりな。」g:「この時期なら休みもとれるし、冬物片付けるのと一石二鳥なわけさ。」b:「わりと一理あるな。俺は年末にするのが好きやけ...

♪清志郎祭り

今夜は三日月。「多摩蘭坂」みたいなお月様がのぞいている。清志郎さんが亡くなってもう何年経つのかな。日常的に聴いているから、いまだにもうこの世にいないという実感がまるでないのだけれど。ずいぶん前にチャレンジして挫折した、清志郎ベストCDを作ってみた。ディスク74分ギリギリいっぱいの17曲。トランジスタ・ラジオ / RCサクセションJUMP / 忌野清志郎激しい雨 / 忌野清志郎Sky Pilot / RCサクセションつ・き...

♪Glad and Sorry ~50周年所感~

いよいよ50才になってしまいました。なんとなく50という節目は、我ながら感慨深いものがあります。子供の頃にね、「ノストラダムスの大予言」が流行って、1999年で世界は滅亡すると言われていたから、僕は33才までしか生きられないんだと思い込んでいたんですよね。そういう意味では33才からあとの人生は想像したこともなかったので、こうして50才になれたというのは奇妙に不思議な感覚や、なんていうかひとつの到達...

♪日本のユーメイなロックンロール(2)

いろいろと多忙続きで作りかけのまま放置していた「日本のユーメイなロックンロール」の続編。85年から89年くらいかな。大学生~社会人一年目。っていっても、本当に授業出たり勉強したりの記憶が一切なくって、就職活動も卒論もいつやったんだか(笑)、バイトしてるか、友人とつるんでいるかしかまるで覚えていない(笑)。まぁー、いろんなことがあったけどね。毎日がはっちゃけていた。自分勝手で無責任だったけど、とびきり自...

♪日本のユーメイなロックンロール

ストーンズやビートルズを聴いて、チャック・ベリーやバディ・ホリーへとルーツをたどって、パンクやパブ・ロックへとゴキゲンなロックンロールを片っ端から聴きまくる。楽しいねー。「ロックンロールだけがリアルであとは嘘っぱちだった」っていうのはジョン・レノンの言葉だけど、気分としてはまさにそんな感じ。そういう思いを最初に抱いたのはいつ頃だったか、そもそも最初に一番夢中になったのはなんだったんだ、っていうと、...

♪R&R/R&B COVERS IN 80's

すっかり古いロックンロールやR&Bにはまりっぱなしのこの頃ですが、そういう音楽にはまるきっかけ、ルーツを遡って楽しむきっかけになったのは、80年代初頭のロックからの影響が実は大きいです。例えば1985年のビッグ・イベント「Live Aid」、ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイの“Dancing In The Street”。うひゃー、なんじゃこれ、かっこいいー!ライヴ・エイドに合わせてこんなかっこいい曲を作ったのかー、と思っ...

♪R&R/R&B COVERS IN 70's

なんだかんだと、作らずにはいられない続編(笑)。なにしろ、名曲名演名バンド名シンガーがあり過ぎるこの時代。ブリティッシュだけではなく当然アメリカンも込みで、70年代の音源を中心に、泥臭めのセレクトでどうぞ。Watch Your Step/ Dr.FeelgoodIn The Midnight Hour / The JamBrand New Cadillac / The ClashShake Your Hips / The Rolling StonesMessin' With The Kid / The Blues BrothersLet Me In / Bonnie RaittTwistin...

♪British Beat Plays Black Music

  自分編集オムニバス作りっていうのは、はまりますね。前回は甘々で行き過ぎたので、心機一転ワイルドに、60年代初期のブリティッシュ・ビート・グループがロックンロールやブルースをカヴァーした曲ばっかりで一枚作ってみました。最初はね、ミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ホイールズやDr.フィールグッド、ストレイキャッツやジョージ・サラグッド&ザ・デストロイヤーズ、或いはジョンやポールやリンゴのソロなん...

♪Sweet Sweet Old Love Songs

  もうすぐヴァレンタイン・デーってことで、このところずっとお気に入りのオールディーズや古いR&Bから、選りすぐりのスイートなラブソングを集めた編集CDを作ってみた。Treasure Of Love / Clyde McPhatter A Kiss From Your Lips / The FlamingosYou Send Me / Sam Cooke Everyday / Buddy Holly Be My Baby / The Ronettes My Girl / The Temptations I'm The One Who Loves You / The ImpressionsIn the Night / C...

#私を構成する9枚

SNS周りで流行っていた「#私を構成する9枚」。こーゆーのは自分で選ぶのも人のを読むのも無条件に楽しいもんです。さっそくアプリをゲットしていろいろ選んでみようとはしたのですが・・・実は早々に挫折(笑)。だって9枚って、あまりにも少なすぎるっ!ってなことで一旦お蔵入りさせたのですが、名盤さんやOkadaさんの記事に刺激を受けて、やってみました。9枚のうち、若い頃から受けた影響度合いや聴いてきたキャリアの長さ...

♪ザ・ベーシスト

ポケットモンスターには必ず水タイプ、草タイプ、炎タイプの旅の仲間が登場する。主人公なり登場人物と行動を共にし、それぞれがそれぞれの得意技でもって主人公をサポートするわけだ。こういう3タイプに分類されたサポーターの配置というのはもちろんポケモンに始まった話ではなく古くは西遊記の時代からある話なのだけれど、好きなベーシストって?と考えたときに、なんとなくそれぞれ違うタイプがあって、それぞれに好きだなぁ...

♪ザ・ドラマー(3)

スタジオ・ミュージシャンっぽい人ばかりを前回選びましたが、やっぱりドラムがかっこいいのはロック・バンドです。キース・ムーンとジョン・ボーナムが凄いのは当然のこととして、もうちょっとシンプルにバンドの屋台骨を支えている大好きなドラマーを幾人か。太くてシンプルな音、しかもソウルフルといえば、スティーヴ・ホワイトさん。お、ジョーダン、フェローン、ガッドに次いで4人目のスティーヴさんだ(笑)。スタイルカウン...

♪ザ・ドラマー(2)

スティーヴ・ジョーダンさんに並んで好きなドラマーがこの人、スティーヴ・フェローンさん。この人も手数が多いわけではないけど、タメというか、独特のタイム感があってビシバシくる。そして、一音一音のヌケがスコーンとよくって気持ちいい。   峠のわが家 / 矢野顕子最初におおっ!と思ったのは矢野顕子さんのこのアルバムのドラムだった。Chaka / Chaka Khanアリフ・マーディンのプロデュースによるチャカ・...

♪ザ・ドラマー(1)

キースの新譜を聴いていて改めて実にかっこいいなぁー、と思うスティーヴ・ジョーダンさんのドラムス。どっすんばったんとシンプルだけど太っとい音でサウンドのど真ん中にどっしりといるこの安定感。ドラム聞いているだけで気持ちいいんですわー。「ドラマー・ランキング」なんてワードで検索すると・・・うーん、案の定というか、上位に来るのはバカテクの人達なんですね。当然とはいえジョン・ボーナム、キース・ムーン。もちろ...

♪R&B黄金時代の125曲 Disc5

さて、いよいよ完結編のDisc5。1966年~70年。自分が生まれた頃にこういう音楽が世界のどこかのラジオから流れていたんだなぁ、と考えるだけで思い入れが深くなってしまう時代です。時々、何を好き好んでこんな古い曲を聴いてるんだろうか、と思うこともあるのですが、なんていうのでしょうか、大袈裟な物言いをするならば、音楽を選ぶということはそのまんま生きるスタンスを選んでいるんだろうな、ということになるのかな...

Appendix

Profile

golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

Calendar

08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Gallery

Monthly Archives