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2021年3月

東日本大震災から10年という節目と、コロナ禍から丸1年という3月。この2つの災厄、さらに原発事故も含めた3つの災厄について考えると、人間というものは自然の原理の前にはあまりにも無力なのだと思ってしまう。人類が数千年に亘って累々と気付きあげてきたものと、自然の営みはまずもって桁が違う。そもそも人類の文明の歴史はたかだか4000年。45億年の地球の時間の中ではほんの一瞬に過ぎないのだし、細胞レベル、遺伝子レベ...

感染症の世界史

冬至も過ぎて、2020年も押し詰まってきました。withコロナの一年。いろいろ大変なことだらけ、未経験のことだらけであたふたしているうちにあっという間に過ぎた感じ。一年が濃すぎて、ちょっと前のことがめちゃくちゃ昔に感じたりする。幸い病気ひとつせずに過ごせた。というか、ひょっっとしたら53年間で一番健康だった一年かもしれない(笑)。うがい・手洗い、大事ですねー。そんな年の暮れに読んでいるのはこういう本。...

美味しい進化

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トリエステの坂道

サバという詩人のことはよく知らない。トリエステという町にも、もちろん行ったことはない。でも、須賀敦子さんの文章を読んでいると、あたかも自分自身が、詩人サバの足跡を求めてトリエステの町をすっかり旅したような気持ちになる。...

もの食う人びと

「ゴミ箱」というのは不思議なシステムだと思う。例えば、食事中に食べ物を床に落としてしまったとする。ほんの一瞬であれば、それを拾って再び口にする、ということは、よほど潔癖な人ではない限り、許される範囲だろう。いわゆる3秒ルール。一方で、一度ゴミ箱に入ってしまった食べ物を再び口にすることは、潔癖を自認しない人ですらまずないだろう。お皿に乗ったまま、一度も食卓や床に触れていないとしても、一度ゴミ箱に入っ...

いとしいたべもの

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溶ける街 透ける路

「地名」が好きだ。土地の名前はなぜだか僕をわくわくさせてくれる。旅行することそのものは大好きというほどでもないのに。まだ幼稚園児だった頃、大阪万博のパンフレットを見ながら「エクアドル」だの「象牙海岸」だの「ブリティッシュ・コロンビア州」だのと知らない国や州の名前や旗を見てわくわくしていた。小学生の頃、課外授業で天気図を書くのが好きだった。ラジオの声にあわせて白地図に印を書き込んでいく。浦河、晴れ、...

世界の起源: 人類を決定づけた地球の歴史

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不時着する流星たち

今日も雨。この7月で雨が降らなかったのは、先週末からの数日くらいではなかったか。体力的には酷暑よりましとはいえ、雨降りは気分を重くする。なんとなくスッキリしなくて、いくら眠ってもまだまだいくらでも眠れそうなくらい眠い。そのくせどれだけ眠っても疲れがとれた気がしない。日照時間が減ると鬱の症状が悪化するとの関連性が指摘されているらしいけれど、だとしたら今年はずいぶんとうつ病が増えたのではないだろうか。...

これから泳ぎにいきませんか

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オン・ザ・マップ ー地図と人類の物語ー

知らない町を訪れるとき、地図は必需品だった。一晩を夜行バスで明かしてたどり着いた町のインフォメーション・センターで簡単な地図をゲットする。現在地を確認して、その町の目ぼしい場所を探す。歩いていけるのか、バスに乗るのか。地図さえあれば、多少道に迷っても問題ない。自分の現在位置と目標の位置さえ把握できれば、問題は半分以上片付いたようなもの。その差をどうやって詰めるのかさえ考えればいい。*幼い頃から、地...

ブックカバーチャレンジ

FBで「ブックカバーチャレンジ」なるものが回ってきた。要は7日間続けて本の画像をアップせよ、とのこと。本についてのコメントは不要なのですが、がっつり書いたのでこちらにも転載しておこうかと。7日分まとめてなので長いよ(笑)。*ブックカバーチャレンジ1日め。...

明るい旅情

【対蹠地】対蹠地(たいせきち)は、地球あるいは他の天体上で、ある場所とは180°逆に位置する場所である。地球においては俗にいう「地球の裏側」である。対蹠点とも言う。数学では3次元のいわゆる球以外の、抽象的な球面に対しても対蹠点という表現を使う。(Wikipediaより)後輩の女の子が、一週間の休暇を利用してパタゴニアへ一人旅に行って来たと聞いた。「パタゴニアって!?また遠いとこまで。」「片道23時間でしたかねぇ。」...

二〇世紀の歴史

アメリカやイギリスのロックを聴いていると、必然的に近現代のアメリカやヨーロッパの歴史に触れることになる。例えばザ・バンドは南北戦争のことを歌っていたし、クラッシュは英国内戦やスペイン戦争のことを、U2はアイルランドの解放を歌っていた。ボブ・ディランやジョン・レノンやボブ・マーリーは言わずもがなで、ポール・ウェラーにしろエルヴィス・コステロにしろ、歌の後ろに政治的としか言えない主張があって、もちろん最...

ブルースマンの恋

ブルースマンの恋 / 山川健一ブルースの本ってわりとたくさん出版されているけれど、名盤100選的なレコードの紹介+ブルースマンのバイオグラフ的なものをつらつらと紹介していることがほとんどだ。そういう本っていうのは、もちろん読んでいるときは楽しいんだけど、結局はオタク的な知識しか残らないんだな。知識は知っていて困らないんだけど、そのことで音楽を理解した気になるのはよろしくない。そういうものって音楽の本質と...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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