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♪The Miracle Of Love

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今日は年内最後の休日。
明日から28日まではみっちり通常業務があって、そのあとは31日の夜まではずっと現場の応援なのだ。今年は最後まで、なかなかヘヴィーなのですよ。

お昼前まで眠って、午後から図書館に行って、買い物をして、チキンとサラダのささやかなクリスマス・ディナーで、一日早めのクリスマス・パーティー。食後にはフルーツとケーキ、ワインを少し。
のんびり過ごした、ささやかな冬の休日。

グレイテスト・ヒッツ
Greatest Hits / Eurythmics


このところヘヴィー・ローテーションのユーリズミックスのベスト盤。
ソウルフルで温もりのある彼らの音は、暖をとるのにちょうどいい。
最初“Sweet Dreams”がヒットした頃は、なんだか無機質な感じがなじめなくてあまり好きにはなれなかったのだけれど、その次のシングルの“Right By Your Side”がけっこう好きで、秘かに愛聴していました。
このアルバムは、全編ヒット曲だらけのお買い得盤。
It's Alright (Baby's Coming Back) ”、“Thorn In My Side”、“When Tomorrow Comes”あたりが大のお気に入り。“Would I Lie to You”なんて、ストーンズが演ってもかっこいいんじゃないかと思うくらいロックでソウルでファンキーだし。初期の頃からどんどんとサウンドのつくりも変化していくのに、一貫してユーリズミックスとわかるサムシングがあるのがすごい。
アニー・レノックス姐さんの声には、聖や俗、男や女を超えた凛とした力強さがある。
クールでシニカルな部分もありつつ、根底で世界への愛を肯定していこうとするタフさがある。

さてそんな中から、クリスマスらしくこの曲を。
The Miracle Of Love”。

 心の奥底にしまい込もうとしている
 たくさんの辛いこと
 幻想の世界の中に
 覆い隠そうとしているの?
 素敵なことを教えてあげよう
 とても素敵なことを
 心を開いてごらん
 サインが見つかるでしょ
 ずっと望んでいたものが
 きっとそこに見つかるはず
 愛の奇跡が
 痛みがすっと消えていくよ
 愛の奇跡が
 また訪れたとき

人間が生きてれば、生きている数だけ煩わしいこともいろいろありますね。
イライラもモヤモヤもぐずぐずもあーっもおぉぉぉっ!!!も。
たまにでいいから、誰もが、自分を取り巻く愛情を素直に受け止めておくべきなんだろうな。
誰も、自分が思っているほど孤独じゃないし、周りから理解されていないこともない、って気づくべきなんだろう。
そうすれば世界はもう少しだけ住みやすくなるのに。
なんて、そんなことを思っていたクリスマス・イブの前夜。



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コメント

[C1669]

波野井さん、こんばんは。
ハハハ、えらそうなこと書いちゃいましたが、そんな風に思えるようになったのは僕もこの数年です。
やっぱり、いろんな人に支えられているし、たまには支えるし、仲違いやいい争いがあったとしても、それは好き嫌いとはまた違う種類のもの。

ユーリズミックスはいいですよ。意外と王道。
ロックな曲もけっこうあったりしますし。
  • 2012-12-25 23:45
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C1668]

お疲れ様です!
そうですね。
思ってるより孤独じゃないですよね!
わかってるのに、孤独になりたがる自分がいて、そのくせすぐに人恋しくなるという(^^;)

お互いに相手を大切にしないといけないですよね(^^;)
そんな気持ちで過ごしたクリスマスでした(^^;)


ユーリズミックスは完全スルーできちゃったんです(@_@)
聴いてみますね!
  • 2012-12-25 18:17
  • 波野井露楠
  • URL
  • 編集

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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