ロックに魂揺すぶられ、まともな人生の階段を踏み外して早や30数年。ロック・ソウル・ブルース・ジャズ・レゲエ、全部ひっくるめて「魂のある音楽」をいつも心に。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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僕は、ロイ・オービソンさんのことを初めて知ったのは、ブルース・スプリングスティーンの名曲“Thunderroad”の中の「淋しい人たちのために歌うロイ・オービソン」というフレーズでした。
それからジョン・レノンがインタビューで語っていた「“Starting Over”はロイ・オービソンみたいにほっぺたを中からなめるみたいにして歌ったんだ。」という言葉。
じゃあ聴いてみなくっちゃ、ってレコードを借りてはきたものの、やたら甘くてありゃりゃぁー?って感じでしたね、当時は。おもいっきり肩透かし。ビートは効いてないし、大げさなストリングスは入るし、え、全然ロックちゃうやん、と。
この甘甘が気持ちよく感じるようになってきたのは40を越してからだったなぁ。