FC2ブログ

Latest Entries

Grapefruit Moon

今夜のお月さまは月齢14、満月の一日手前。
日本には古くから「十三夜」といって、満月を愛でる以上に満月の一日前、満ちる直前の月を愛でる風習があるそうで。
満ちてしまえば欠けていくのみ、満ちる少し前こそ素晴らしい、ということなのかもしれないけれど、不完全なものを愛でる心が昔から日本にはあったのだと思う。

月が満ちたり欠けたりするのは、地球の公転と太陽との関係による現象。
地球の影が月の欠けた部分になる。
太陽の光が月をどう照らすかによって月の満ち欠けという現象が生まれる。

満月一日前の月を見上げていると、不思議なことに、光っている部分よりも欠けている部分に目を奪われてしまう。
欠けた部分も含めて、月の丸さがよりはっきり見える気がする。
なんとなく不思議ですよね。
見えていないものの存在によって、その全容が逆に明らかになる。
照らされていない部分、影の存在によって全体像がはっきり見える。

時々、人間の心の形も球形をしていると感じることがあります。
円形の地球儀ならば、方角も面積もすべて正確に表せるけど、平面の地図にしようとするとどこかにいびつな場所が出る。
地図に落とせば一度にすべてを俯瞰することはできるけれど、地球儀の形のままだと一度にすべてを見ることはできない。
どっちもどっちの一長一短で、いずれにしても一度に心のすべての形を表現することは不可能だ。

歌や絵や写真や文章は、そんなやっかいな心の形を表現するためのひとつの方法だけど、そういう表現というのは、表現者側がどこかからか意図的に光をあてた一部分になってしまわざるをえない。
見せたいと思った場所に光をあてて可視化するわけですよね。
でも、不思議なことに。
書かれなかったこと、敢えて光を当てなかったことが、逆説的に浮かび上がって、そのことで全体像が見えることが時にあったりする。
照らされなかった部分が、逆に月の丸さを補完するように。


完全無欠にまんまるな人間なんていない。
いつも満月の側だけを見せようとしている人だって、裏側には照らされない闇の部分をきっと持っている。
僕は、満ち欠けするくらいの人のほうが好きだな。
欠けている部分によってこそ、その魅力が明らかになるってこともあるんだから。


秋のお月さまといえば、いつも思い出すのはこの歌。
トム・ウェイツの“Grapefruit Moon”。



いつも満月じゃなくっていい。
ゆっくりと満ち欠けを繰り返していけばいい。
それがいい。




音楽歳時記シーズン3「立冬」

マリア・マッキー、という名前を聞いてピンとくる人はいまやどれぐらいいるのだろう。
1985年にデビューしたローン・ジャスティスというバンドの看板ヴォーカリストが彼女だった。

ロサンゼルス出身で少し田舎っぽいカントリー風味が持ち味だったローン・ジャスティス。
プロデューサーにジミー・アイオヴィンを据えて新興ゲフィンから鳴り物入りのデビューを果たし、Eストリートバンドのリトル・スティーヴンやトム・ペティも曲提供したりハートブレイカーズのメンバーがレコーディングにも参加したり、とずいぶんと評判が高かったおかげで僕も興味を持ったし、実際聴いてみてすぐに気に入った。
当時大好きだったスプリングスティーンやトム・ペティ系のアメリカンロックの匂いと、ちょっとダサいくらいのカントリーっぽさがよかったんだよね。
そしてヴォーカルのマリア・マッキーの存在感。
すましていればアイドル・スターになれたのかもしれない美しい顔立ちなんだけど、そんなことお構い無しに唇を歪めて髪振り乱してパッション100%で歌う姿がかっこよかった。
つんととりすまさず、作り笑いを取り繕わず。

けれど、残念ながら、ファーストアルバムは期待ほどには売れなかったらしい。
もっと売れる奴を作れ、ってことだったんだろうけど、翌年に発売されたアルバムではメンバーがすげ替えられてしまっていた。ファーストにあった元気いっぱいなやんちゃさは影を潜め、なんだかすごく薄っぺらくなってしまっていた。
レコード会社はそもそもマリアのスター性が売りになるとしか値踏みしていなかったのだろう。それこそ80年代のリンダ・ロンシュタット的な。
しかし、またもやレコード会社の思惑ははずれ、セカンドも大して売れず、結局バンドは空中分解してしまったのだ。

その後、マリアはソロに転向。
89年にセルフタイトルのソロアルバムを一枚出したものの、その後すっかり音沙汰をきかなくなってしまったまま、僕もだんだんと最新の音楽シーンをチェックすることから遠ざかってしまった。

20180731205540001.jpg
You Gatta Sin To Saved / Maria Mckee

このセカンドソロのリリースは1993年。
僕は発売当初は知らなくって、ずいぶん経ってから輸入盤屋で見かけたんだったかな。

実はこのアルバムには、デビュー時のローン・ジャスティスのメンバーが顔を揃えている。
やんちゃ娘度満開だったマリアの歌はずいぶんと野太く大人っぽさが漂うようになった。
音楽性もどちらかというとカントリーよりも南部のソウルに接近したような感じ。ヴァン・モリソンのカヴァーがあったり。
だけど、大人になったからといって大人しくなってしまったわけではない。
軽々しくナイフを振り回さなくなった代わりに、腹にドスを隠し持つような、そんな胆の座った凄みみたいなものがこのアルバムにはある気がするんですよね。
つまりは、マリア・マッキーの敗者復活戦。

いろいろあったし、いいように振り回されてもきたけど、アタシはアタシ。それでいいんだ。
アタシにできることをやるだけ、やりたくないことはもう二度とやらない。
・・・そんな決意みたいなもの、それも悲壮感ではなくあっけらかんとした明るさを湛えて。

そんなこのアルバムを聴いて、マリア・マッキーのことがもっと大好きになったのです。



誰の人生だって、順風満帆ばかりじゃない。
ひとつこだわりを捨てれば楽に流れていけるようなことだって、捨てられないこだわりがある。
そんなときには、輝かしいスポットライトから自ら降りることも選択肢のひとつだと思う。
自分らしさを歪めてまでここに留まる必要はない、と。
そうやって雌伏しながら牙を磨き爪を研いだ人間の方が、長い人生では絶対に強いはずだ。



11月8日は立冬。
いよいよ冬の入り口。

夏の楽しさしか知らない人は冬を疎ましく思うのだろう。
夏の辛さを知っている人はきっと、冬の楽しみ方を知っている。
日に日に寒さが増してくる冬の入り口で、マリアの歌声を聴きながら、そんなことを思っていました。







穴蔵

東京へ行くときに、いつも泊まるのはカプセルホテル。
赤坂に3000円のカプセルがあって、いつも空いてる上に六本木から歩いて帰れる、ってんでこの3回連続でここ。
3000円ってのは魅力的だよね。
税金上がって今回から3600円になってたけど。
もちろん、それなりにきっちり働いているわけなので、自由になるお金がないわけではない、1万や2万のホテル代が出せないわけはない。
そうしないのは、そこにそんなに価値や魅力を感じないからだ。
一泊数十万も出して何部屋もあるスイートルームに泊まるなんて意味がわからない。だってどうせ寝るだけやん(笑)。
そーゆーとこにお金出すくらいなら酒代に使ったほうがいい。
それになにより、ああいう狭いねぐらが好きなんだろうね、きっと。
落ち着くんだ。
そもそも過剰なおもてなしとかが好きじゃないんだね。
エラソーにふんぞりかえって上げ膳据え膳でおもてなししてもらうようなのはどうも痒くなる。
言葉だけ丁寧でもまるで心が伴わないのもうんざり。
やたらと馬鹿丁寧な取引先からのメールとか。
「いつもお世話になっております。御社におかれましては益々御清栄のことお慶び申し上げます。つきましては・・・」云々。
長いって。とっとと要件に入れ(笑)。
要件頼むときの「○○していただいてもよろしいでしょうか」っていう物言いも好きじゃない。
していただいてもよろしいでしょうか、ってへりくだってるポーズとられたところでこっちはどーせ断れないんだから。
断れない前提でへりくだったふりだけするのはずるいと思う。○○お願いします、期日△△まで、でじゅうぶんだって。
変な気遣いよりも、わかりやすくポンポンすすめてくれよ。

あー、話がそれたか(笑)。

何の話だ?
狭いねぐらだ。

人間っていうのは基本的に、自分が心地いいことをするようにできてるんだよね。
人間だけじゃなく、生き物すべてそうなんだろう。
その価値観は人それぞれであっていい。
高級ホテルの方がカプセルより居心地がいいなんて誰が決めたんだ?
僕はカプセルの穴蔵感が好きで、それは誰かに否定されたり文句をつけられたりするものではないはずだ。
そのかわり、移動は高速バスよりも新幹線がいい。
あのスムーズな速さは心地よい。

どうでもいい話だけど、新幹線ってすごいネーミングだよね。
「新しく基幹になる線路を作ろう」っていうプロジェクト名がそのまま正式名称になって、定着しちゃって、誰も今や疑問に思わないまま50年以上経っても「新」を名乗っているという。
今ならきっと名前を公募したりするんだろうね。
“J-TRAIN”とか“J-Express”略して“JEX”とか?
ハハハ、新幹線の方が落ち着くな(笑)。

また話が脱線しちゃったね。
脱線はダメですよね、新幹線なだけに(笑)。


えーっと、穴蔵の話だった。

穴蔵的な心地よさっていうのはきっと誰にでもあるはずだ。
エクスペンシヴならいいってもんじゃない。
フレンチのコース料理よりも分厚いステーキよりも、夜更けの牛丼の方が心にしみることもある。
世間が振り向くような美人よりも、気心の知れたひとのほうが素敵だ。
自分にとって居心地がいいのが一番いい。
その価値は自分で決めたい。


東京から帰ってからも仕事はパンパン。
今日が祝日だったなんてまるでお構い無し。
自分しか背負えない荷物だからなんとか踏ん張って背負ってても、心ない一言で折れることもあるよね。
100kgの荷物背負って平気でも、そこに木葉一枚乗せられるだけで崩れてしまうような。
そんなときには穴蔵に引きこもりたくなる。
朝晩はずいぶん冷え込んできたし、外に出て言葉の通じない人としゃべるのはめんどくさい。
2、3ヶ月くらい穴蔵にこもってたい気分だぜ。

そんな気分に心地よい穴蔵ミュージック。



セーターでも着なくちゃゾクッとしてくる秋の夜、ニール・ヤングがしみるなぁ。

20191104230356f0f.jpg
After The Goldrush / Neil Young




10月26日六本木

「なーんか、ここってほっとしますよねー。実家に帰ってきたみたい。」
カウンターでリズムをとりながら、nonさんが話しかけてくれた。
そうなんですよね
ほっとする仲間たちが集まる場所、それが“めれんげ”の東京ライヴ。

今年で東京で演りはじめて10周年だったんだそうだ。
加えて、jukeさんがバンドをはじめてからの「勝手に40周年イヤー」のとりあえずのファイナルでもある今回のライヴ。
このところ仕事パンパンでへっとへとなんだけど、これだけはやっぱり外せない。
目が覚めたらすでに11時過ぎ、あっ、やべー、起きなきゃ。
いそいそとテキトーに荷物を詰め込んで、新幹線に飛び乗ったのが1時過ぎ。
たった2時間10分の移動で、気分は高校生の頃の感じに戻っていく。
BarDeuceの前まで着いたら、ピアノの馬橋さんが店の階段の下ですでに赤い顔。
いい感じで転がっていく予感はすでにばっちりだった。




いいライヴでした。
とても素直にそう思える、素敵なライヴでした。
何より、参加された皆さんの楽しげな顔と満足感。
ライヴの楽しさと同じくらい、楽しんでる皆さんを見るのが楽しくってね。
それだけでもとても幸せな気分になりました。

201910300129363cd.jpg


実は「勝手に40周年」のjukeさんのステージを観るのは今年すでに4度目だったのです。
1月の四日市、5月の高槻、それから7月の六本木のソロ+3/5めれんげ。
1月の四日市は縦のりバンドだらけの中でアウェイ感ありまくりのイキオイ勝負。5月の高槻ははじめましての自己紹介的なわかりやすさとバランス重視。7月のソロは良くも悪くもラフでいい加減感満載(←誉めてます、念のため)。
今回のライヴもまた、そのいずれとも少し違ってて。
肩の力が抜けて、とてもリラックスした感じっていうのかな。
いい具合の力の抜け加減っていうか。
やるべきことはずっとやってきたわけで、今さら取り繕いも慌てもしない、今あるものだけで堂々と勝負する、そのまんまを普通に出して、OKかどうかはみんなが決めてくれればいいよ。
そんな感じの演奏だったように思いました。

演った曲目は今回は控えてません。
写真も動画もほとんど撮らず、今ここで起きていることを楽しむことに集中させてもらいました。
いつもと少し違うな、って思ったのは、メンバーがそれぞれ歌う3曲とアンコール以外はお得意のカヴァーをほとんど演らなかったこと。ビートルズもスライダーズもキャロルも“It's Alright”も。
その代わり、今までステージであんまり演らなかったのも含めて、古い曲を片っ端から。
『Second Hands』収録の曲とかほぼ全部演ったんじゃない?
その意味するところは?
「勝手に40周年」ファイナルとしてのある意味集大成的なところだったのだろうか?
その辺りは、、、きっと本人だけが知ってて、ニヤリとしてることなんだろうとは思うけど。

まぁ、意図はなんであれ、ひとつの集大成な感じの演奏だったと僕は感じました。
あるいは「ホームグラウンド」感というか。
今あるものを「素」のまま出してみる。
素のまんまを出して受け取ってくれる人たちがいるからこその「素」。
ホームグラウンドならではの。
そして、そこから生まれるものこぼれるもの含めて、10年というひと区切り、40周年という節目。
ここからまた次のステップ。
そういう感じがすごくした。
それを敢えて出さないように普通に演ってる感も含めて。






10年。
僕がめれんげのライヴに顔を出すようになったのは2011年だったから8年か。
それなりに長いよね。
ここで会えるみなさんはもはや、普段の友達よりもずっと深い部分で共鳴しあえる感じがすごくあって。
いちいち言葉にはしないし、言葉にするのは少し照れくさくもあるけど。

みんなちょっとどこか普通より少しだけずれてて。
優しさの分だけ傷つくことや疲れることも多い日常生活があって。
でも負けたくない気持ちや、楽しくやるんだ、って気持ちでどうにか日々を渡ってる。
だからこそ。
ロックが好きで。
音楽が好きで。
そんな音楽が好きな人が好きで。
そーゆー人たちが集まる場が好きで。
そーゆー場を生み出すめれんげの音楽が好きで。
その音楽を生み出すjukeさんやメンバーのみなさんが好きで。
大人になってもそーゆーのが好きな自分でいられるのが好きで。
ってことなんだよね。

で、だからこそなのかな。
みんなの楽しんでる姿がとても素敵で。
あ、もちろん僕だってきっと素敵だったに違いない(笑)。
7才の天使には敵わないにしてもね。







カプセルホテルで泊まった翌日。
昼間から池袋でめれんげのメンバーさんたちと合流していい気分になって、夕方雑然と込み合う新幹線で帰路に着く。
心地よい疲れの中でジミー・リードのゆるーいブルースなんぞを聴きながらうとうとしていたら、車掌のアナウンスで目が覚めた。
「ただいま富士山を通過中です。」

201910300128290aa.jpg

覗いた窓からは、低い位置に雲を抱え込んだ富士山のシルエット。
西の方では空が薄オレンジに染まっている。
それを見たときにね、ふっと予感みたいなものを感じたんだ。
あ、またいつかそのうち、同じような幸せ感や心地よい疲労感でこんな風に新幹線から富士山を覗く日が来るな、って。

だから、その日まではみなさん、いろんなごちゃごちゃだらけの日常生活をなんとか乗り切りましょう。
心のどこかでめれんげのロックンロールを鳴らして。

サンキュー、ロックンロール♪
and every Rock'n'Roll Boys and Girls!







日記 10.21~25

■10月21日
土日はひたすら眠った。
自分でもまぁよくこんなにも眠れるもんだと思うくらい。
疲れが溜まってる。
気温もずいぶん冷えてきたし。
低血圧なんで、寒くなってくると血の巡りが悪くなるのだよね。
でも仕事の日となるとそうもいかない。
やってくる諸々を片っ端からやっつけていくうち自然と血圧も上がらざるを得ないわけで、結果的に仕事の日の方が元気、ってうのもなんなんだかねぇ。

■10月22日
この日が祝日になっていたということを、朝の電車のガラ空き状態で知る。
駅前、天皇の即位の儀は国家を上げての宗教行事で、政教分離を定めた憲法20条に違反している、と街頭演説。多くの人が被災している中で多くの予算を宗教行事に、云々。
なんでも批判さえすればいいってものではないと思うのだが。そういう姿勢がより支持離れを起こしていることさえ気付けないのか。

■10月23日
夜8時、一人残されたオフィスでナイター聴きながら残業。
ホークスが圧倒的な力を見せての4連勝で3年連続の日本一に。
ジャイアンツ、アンチの自分ですら目を覆い痛々しさと同情を感じるほどのしょぼい自滅。
ジャイアンツの失敗は、ホークスとの実力差の認識を誤ったことじゃないかと思う。
自分たちを強いと勘違いした挙げ句の玉砕。本来冷静に分析すれば、力の差は歴然。そのことを認識して、強者に対する弱者の戦い方をするしか勝ち目はなかったんじゃないのかなー。
勘違いとか、自己評価が高すぎるのはよくないのかなー、もちろん過小評価もダメで、客観的に評価できるのがいいのかな。
謙虚にね。

■10月24日
木曜日。ここまでの月火水、オール10時まで残業。
そうなってる理由は、長年一緒にやってきた同僚がギヴアップしたから。
「もうこれ以上はできませんっ!」ってギヴアップ宣言したので、上司だって「無理って思ってる人に無理させてもしゃーないやろ。無理させても誰も幸せにならん。」ってことでの放出。
そのとばっちりをまともに受けて、「しばらく二足のわらじでやってくれ。」と請われて日々二人分の仕事をこなしてるわけです。
でも、それは任せていただける信頼があるからこそ、と思うようにしてます。
去っていく彼女は、去ると決まった途端にテキトーな手抜き仕事をして、最後に余計に信頼失ってしまったのです。
そのことについて今さらやいやい言っても仕方ないんだけど、自分が去るときには最後までちゃんと業務をまっとうしたいな、って思った次第。

■10月25日
週末へとへとなのに、新人さんの懇親会やるからお前も来い、って呼び出されてのやむなく飲み会。
本音のところでは、飲み会より仕事させてくれよっ!と思いつつ、なんとか仕事片付けて飲み会参加で結局終電コース。
あー、へとへと。。。

でもね、週末は楽しいことが待っている。
行くぜ、六本木!






音楽歳時記シーズン3「霜降」

10月23日、霜降。
霜降というのは、その名のとおり、霜が降り始める時期、という節季。
秋が深まっていく。

10月の平均気温って、実は4月よりも高いのですよね。
でも、どうしてだろう。
4月の18℃よりも10月の18℃のほうが冷たく感じてしまう。春の夕暮れよりも秋の夕暮れのほうが寂しく感じてしまう。
なんとなく下っていく、閉じていく、そういう感じがするからだろうか。
ただでさえ、また大きな災害があって気が滅入る。
どんどんと下り坂を転がり落ちている気分になってくる。

いやだねー。そんな風に捉えるのは。
むしろ落ち着いて過ごしやすい季節じゃないか。
ちょうどいい季節じゃないか。
日々平穏に暮らせて、それ以上に何の不満があるっていうんだ?
健康診断の数値だって悪くなかった。
悪いことなんて何にもない。

仕事終わりにはビールを一本、っていうのがついつい習慣になっているけれど、こんな日にビールを飲むと余計に気が滅入る。
むしろ、熱くて苦めの紅茶でも飲みたい感じ。
落ち着いて、ほっと一息。

ということで、音楽も紅茶が似合うような英国風の一枚にしよう。
スモール・フェイセズなんてどうだ?

20190829075640fb1.jpg
Ogden's Nut Gone Flake / The Small Faces

このアルバムは1968年発表のスモール・フェイセズの4枚目のアルバム。
前年に世界を席巻した『サージェント・ペパーズ』に倣ったサイケデリックなコンセプト・アルバムと評されているけれど、うーん、そうなのかなぁ。
サイケデリックというよりも僕はむしろ、良質な読後感の読書をしたような穏やかなトリップ感を感じるのです。

このアルバム、最初に聴いたときは全然ピンと来なかった。
そもそもコンセプトアルバムだとかサイケデリックだとかには全然興味がなくって、もっと直球ストレートなロックンロールが大好きだったから。スモール・フェイセズで言えば初期の“Sha-La-La-La-Lee”とか。
なんだかまとまりなくとっ散らかった感じしかしなかった。かっこいいロック・ナンバーを聴いたときの、うぉぉおおーかっちょいいー!みたいな感じ、いわゆるカタルシスを感じなかったのだ。
メンバー一丸となって「おぉー、やるぜー!」みたいな感じのないだらだらした演奏のように当時は感じたかな。
それがいつ頃から、こういう音が心地よく感じるようになったのだろうか。

演奏の温度、熱量そのものは結構高い。
リズム隊もブンブンうなっているし、イアン・マクレガンの弾くオルガンやピアノもかなりテンション高い。そしてスティーヴ・マリオットのヴォーカルもかなり暑苦しい。
にも関わらず、このアルバムから感じるのは、全然がんばらない穏やかなイメージがする。
穏やかといっても女の子のお散歩日記や爺さんの枯れた回想録のような穏やかさではなく、己の無力さや世界の理不尽さをきちっと受け入れたような肚の座った感じとでもいうか、周り続ける世界とはまるで別の場所で一定量の熱さを保ち続ける感じというか。
その表現手法というのは、ロック・ミュージシャン的というよりは作家的である印象がする。
良質な読後感の読書をしたような穏やかなトリップ感、というのもきっとそういうところから来るものなのだろう。



夏から秋へ、秋から冬へ。
この季節移動はやはり下りであり閉じていく感覚であることは拭えない。
春のときめきはなく、夏の開放感もない秋にあるのは、満ち足りた感じの穏やかさとでもいうか。
みんなで一緒に「やるぜーっ」て感じじゃなく、ひとりひとりそれぞれが自分なりに楽しめることを自分なりに楽しむのがいい。
そんな感じがいい。
秋は深まっていく。









世界史を大きく動かした植物

消費税が上がって10日余り。
どうも税金が10%になったという実感が薄い。
というのも、ろくに買い物をしていないからだ。
元々物欲はあんまりあるほうじゃない。
身につけるものや使うものは機能性重視、外食もそんなにしないし、唯一の散財場所だったCDもずいぶん買わなくなった。
10%に上がった買い物をしたのは今のところ缶ビールだけだな。今日、買いだめが切れて490円に上がったタバコを買って、ちょっとだけ増税を実感した次第。
っていうかそもそも、日常生活の買い物のほとんどはタバコとビールだ(笑)。

タバコとビール。
これ、どっちも元々は植物ですね。
都会で暮らしていると、植物の存在というのはほとんど気にすることがないけれど、実は私たちの暮らしは植物なしでは成り立たない。
衣食住含めて、暮らしの中のほとんどのものが植物からできている。
それ以上に、単にモノとして依存しているよりはるかに、社会の根幹から植物が関わっているのだそうだ。つまりは、植物との関係の中で人間の社会が構築されているということ。
そのことを改めて学んだのが、図書館でなんとなく借りてきたこの本。
植物との関わりが、文化のみならず社会や歴史を大きく変えてきた、文明すら植物なしでは発生しえなかったという事例がたくさん紹介されていた。

201910102353487df.jpg
世界史を大きく動かした植物 / 稲垣栄洋

そもそも人間が今のような社会を作り出したのは、農耕をするようになったことから始まるのだそうだ。
狩猟採集だけで暮らしていた時代、今も多くの動物がそうであるように人間は「蓄える」ことができなかった。
一日の労力のほとんどは食べ物を探すことに費やされる。食べ物が得られる日もあれば得られない日もあっただろう。
人間の数は、その周りの自然がもたらす恵みによって左右されていた。
やがて人間は火を使うことを覚える。
火を使うことで、麦や米など栄養価の高いイネ科の植物の種子を煮てやわらくしたり粉に挽いて焼いたりすることができるようになった。
これを育てれば、狩猟採集生活のように移動しなくても定住していても安定して食糧が得られるようになった。
ただし農耕というのは重労働なので、狩猟採集のように家族単位でできることには限界がある。そこで人々は家族親族あるいは近くに住むものたちががまとまって協力しあうようになっていった。
これが地域社会や村の始まるきっかけとなったのだそうだ。
麦や米は種なので保存が効く。
保存できることで「富を蓄える」ことや「価値を交換する」ことが始まった。
これが経済の始まりであり、やがて持つものと持たざるものが生まれ貧富の差が生まれて、権力や統治が始まっていったのだ。

学校で習った世界史なんかではさらっと「農耕が始まる」「ムラやクニができる」と書かれているけれど、そこには植物の存在が大きくあったわけですね。
そりゃあ確かにそうでしょう。
食い物、つまりは日々の糧こそが生きていく上で一番大切なことだもんね。
もし人間が麦や米の食べ方を発見しなければ、今も狩猟採集だけで暮らしていたのかもしれません。

世界史に大きな影響を及ぼしたと紹介されているのは、麦、米の他には茶、綿、砂糖といった産業発展の元になった作物や、じゃがいも、とうもろこし、大豆などなど。
そんな中でも、特に大きなきっかけとなったのは胡椒。
今のような西欧中心の社会が始まるきっかけになったのは胡椒がきっかけなのだそうだ。
インドや東南アジアでしか採れない胡椒は当時のヨーロッパ人にとっては肉を保存しおいしく食べるための魔法の食材だったけれど、イスラムの商人を通じてしか入手できず非常に高価だった。
なんとか自力で入手できないかとアフリカ周りの航路を開拓していったのがヨーロッパの世界進出の第一歩だった、というわけ。
その延長戦上にアメリカ大陸の発見がある。
唐辛子は英語ではレッド・ペッパーというけれど、胡椒とはまるで植生の違う唐辛子にペッパーの名がついているのは、コロンブスが「胡椒の一種だ」と言い張ったからなのだそう。そもそも胡椒を見つけに船を調達したわけだから、スポンサーに対してなんとしても「胡椒を見つけた」ということにしたかったのでしょう。
ともあれ、ヨーロッパ人がアメリカにたどり着かなければ、じゃがいも、トマト、とうもろこし、唐辛子なんかが世界中に広まることはなかったのだ。
綿が広まらなければ産業革命もアフリカ人の奴隷売買もなかった。じゃがいもがヨーロッパに普及しなければアイルランドは飢饉にならずアメリカへ大量の移民が渡ることはなかった。トマトがヨーロッパに普及しなければ、イタリアのナポリタンはなかった。唐辛子がアジアに伝播しなければ韓国のキムチは辛くはなかった。
そしてタバコが普及しなければ、僕のストレスはもっと強かったのかも(笑)。

タバコや胡椒や唐辛子は、不思議なものだとつくづく思う。
果物を鳥や哺乳類がおいしいと感じるのは理解できるのですよ。
果物はそもそも、種を遠くへ運んでもらうご褒美として鳥や哺乳類が好きな甘味を植物が敢えて甘くしたものなのだから、鳥や哺乳類が気に入るのはある意味植物の作戦どおり。
ところが、タバコの葉にあるニコチンや胡椒のピペリン、唐辛子のカプサイシンは、生育途中の葉を食べられないようにとか、実がちゃんと実るまでは害虫に食べられないようにということで植物が敢えて仕込んだ毒素なのですよね。
それこそ、犬も食わない。
にも関わらず、人間はこういうものに快楽を感じるのですよね。これって植物側からすれば想定外の事態のはずなんだけど、実際のところはどうなんだろう。
採られないためのものが、逆にその植物の栽培の動機になる。結果としては植物側としては人間を媒介に繁殖を続けているわけで、植物のDNA的にはこれはこれでアリなんだろうか。それともやがて、人間に良いように扱われないための、ニコチンのないタバコやカプサイシンのない唐辛子なんていう進化を企てているのだろうか?


なんて、相変わらずくだらないことばっかり考えています(笑)。
とりあえず今日も、植物が仕込んだ毒素をありがたくいただきながら、せっせと税金を追加して払う。
植物の毒素のおかげで、っていうか、毒も薬も元々は同じで人間にどう作用するかで便宜上分けられているのに過ぎないので僕にとっては薬なんだけど、まぁとにかく植物のおかげで今日もなんとかやり過ごせている次第であります。


また大きな台風が来るようですね。
せっかく実った稲穂が根こそぎ倒されないとありがたいのですが、自然の流れの中では人間は振り回されるしかないのかもしれません。
大きな被害があったときこそ、せっせと払った税金を使ってくれてもいのに、偉い人たちは蓄財に一生懸命。
これも元々は植物との関係から始まった社会構造故か。。。







音楽歳時記シーズン3「寒露」

10月8日、節季は寒露。
そろそろ露が降りて、朝晩なんかはひんやりするような季節の始まり、という意味。
実際、今週になってやっと暑さが落ち着いてきた。
秋は実りの季節。
今年の収穫を祝い、神様に感謝を捧げる季節。

家族親族単位で狩猟と採集を行って暮らしてきた私たちの祖先が、稲作を暮らしの中心に据えるようになったことからムラが生まれ社会が生まれたわけで、私たちの社会の慣習はすべて稲作と大きな関わりを持っている。
収穫を祝う秋のお祭りは年中行事の中でも一大イベント。
まずは食物が確保できたことへの感謝。自然の力への感謝とその表裏である畏れの表明。
一年の苦労を労い、人々が力を合わせて働くことの尊さを再確認する意味あいもあっただろう。
祭りの日には晴れ着を着てハレの食べ物を食べてお祝いをする。
ハレとケ、日常と非日常。
お祭りは非日常に属するもので、日常にはない賑やかさや開放感が必要とされる。
それが、躍りと音楽のそもそもの役割。
で、日本のお祭りミュージックといえば、やっぱり上々颱風だな。

20190906221324cbd.jpg
上々颱風3 /上々颱風

上々のリズムは縦横無尽だ。
慣れ親しんだロックのビートやファンクのうねりとも違う、けれど体の中に埋め込まれたアジア人のDNAがうずきだすようなはねるリズム。
もぞもぞとせりあがってくるような興奮と抗えない気持ちよさ。

1960年代も後半に生まれ80年代に育った僕たちの世代は、もはや子供の頃からロックのビートが当たり前に体に入っていて、民謡風の純和風のリズムや演歌チックなメロディーなんかには古くさくてかっこわるいものだと無意識に拒否してしまうような感じが身に付いてしまっているところがあって。
だからこそ、なんだろうけど、ひととおりロックやソウルを履修し終わったあとにわっと湧いてきた90年代のワールドミュージック的なブームはものすごく新鮮だった。
アフリカやインドやアラビアのリズムに身を浸したあとにふと振り返ると、あらら、なんだ、日本にもめちゃくちゃかっこいい音楽があったんだって再発見、上々の音楽との出会いはそんな感じだっただろうか。

僕はその頃ちょうど、最初に入った会社を辞めて無職になり、なけなしの貯金で一人旅に出たんだった。今で言ういわゆるバックパッカー。
アメリカ縦断、メキシコ、タイ、エジプト、イスラエル、トルコ、、、旅をすればするほど、どこへ行ったって人間のやることなんて対して変わらないもんなんだな、って思った。
どこの土地にも、こすっからい商売人や、でたらめ案内人や、朝から晩まで路地の同じ場所に座っている爺さんや、おせっかいおばちゃんや親切な好青年がいて、恋人たちや、いらずらっこや、勤勉にあるいはテキトーに働く人々がいた。
結局、庶民なんだよな。
日々普通に暮らしている庶民が世界なんだ。
働いて、買い物して、笑って、怒って、愚痴って、噂話して、文句言って、食べて、寝る、そんな一人一人が世界なんだ、と。
そして、それの何が悪い?と。
働いて、買い物して、笑って、怒って、愚痴って、噂話して、文句言って、食べて、寝て、歌って、恋して、やがて死んでいく。何十万年も前から人間はそうやって生まれて死んでいった、それでいいんだ、と。

上々颱風の音楽から感じるのも、そういう肯定感なのかな。
紅龍さんの雄叫びや、映美さんのハッという掛け声や郷子さんのホイッっていう合いの手や、ピアノのささやきやパーカッションのうねりやらに息づいている生命への肯定感。
うれしいこともかなしいこともぜーんぶひっくるめて、生きてりゃいいんだ、って。
結局のところ、ライフ・イズ・ア・カーニヴァル、人生はお祭り。
何十万年も前から、人間はそうやって暮らしてきたのだもの。

上々の音楽は、つまらない日常をもあっという間にお祭りに変えてくれる。
上々ミュージックがあれば、いつでもどこでもお祭り騒ぎ。
めんどくさいこと四の五の悩むのもそれはそれであり。
人間だもの、苦しみも悩みもあって当たり前。
で、それを突き抜けてとりあえず楽しむ、それがきっと大人の流儀。



いろいろあるけど、それはそれでとりあえず置いといて、楽しめるときにはとことん楽しみましょう。






Something Gonna Happen

例年より10日早く始まったプロ野球2020年シーズン。
タイガースは開幕から絶好調。
楽天からいただいたウィーラーが4番に座って開幕戦から3試合連続本塁打。
まさかのFA獲得の菊池涼介がキャンプから中心になって昨年100失策の守備の不安が解消。
菊池の加入でレフトに回った大山も守備の負担が減ってついに覚醒。
こうなると、若手投手陣もイキイキしてきて、望月・浜地・才木が一人立ちし、西・高橋・青柳と先発ローテーションを確立。
しかも、能見ー守屋ーガルシアー藤川のAパターンと、復活した桑原ー島本ージョンソンー岩崎のBパターンに編成したセットアッパーのローテーション化が功を奏して先発が5回まで抑えれば盤石の逃げ切り体制が完成。
リリーフが打たれても、福留、糸井のW代打の神様が試合をひっくり返し、5月末には早くも貯金10を確保した。
緒方監督が退任し佐々岡監督に代わった広島は、菊池も野村も會澤もFAで抜けて大苦戦。日本一になれずリベンジを誓う巨人は開幕直前で菅野が故障、坂本が開幕直後故障離脱。エース格になった山口は慢心したか開幕からまさかの6連続KOで二軍落ち、と上位球団が勝手にコケてくれたのも大きかった。DeNAと中日は星の潰しあい、ヤクルトは今年も萱の外。
交流戦も借金なしで乗り切り、7月末には2位と10ゲーム差の独走体制に。
こういう展開で思い出されるのはメークレジェンドを許してしまった2008年シーズンで、あの年は北京オリンピックで主力が抜けたあとガタガタになってしまったけれど、今年は東京オリンピック中はシーズン中断。
疲れの出だした救援陣がオリンピック休みで回復。侍ジャパンに菊池以外は選出されていないことも逆に強みとなって9月になっても着実に勝利を積み上げ、15年ぶりにセ・リーグを制覇したのでした。

・・・
もちろん夢です。
というか、テキトーな妄想。
根拠のないデタラメな願望。


FAについては賛否両論あって、とりあえず大物ならなんでも欲しがって挙げ句飼い殺しにするようなのはダメですが、欠けているピースを埋める手立てとしては積極活用すべきかと思います。観客動員もよく資金はあるのだから。
阪神ファン界隈ではホームランバッターが必要との声が大きいし確かに一人は欲しいけど、広い甲子園と盤石の投手陣を活かすためにはなんといっても守備の強化。若手ばっかりの仲良し内野陣ではなく、ピリッとしたプロの守備の要が欲しい。
そういう意味で菊池涼介が来てくれるといいんだけどねぇ。
天才的な守備力で決定的な失点を防ぐこともしばしばだけど、なにより菊池がバックにいる安心感が投手を攻めの気持ちにさせる。打っては大事な場面できっちりチーム・プレイをこなし、勝負どころでは粘り強いバッティング。
ジャイアンツでキクマル再現なんて巨人ファンですら見たくない光景でしょ。丸が巨人なら菊池は阪神で。
個人的に大好きな選手ってのもあるんだけど、数字以上に得るものが大きい選手ですよ。

野球に限らず、守備、守りっていうのは実はとっても大事。
仕事に於いてももちろん。
攻撃とか営業とか数字で表しやすいものは良くも悪くも評価はされやすい。
その点、守備の貢献度はどうしても見えにくい。
ちゃんとやれて当たり前、100点とって当たり前、ひとつでもミスをすればこてんぱんな世界。下手打ちゃ大損害を引き起こし兼ねない。
でも、守りがしっかりしていてこそ初めてちゃんと攻めることができるのだ。
そのためには、派手な数字で注目されない中で、ひとつひとつの基本を地道にやることが大事。
そういう、当たり前のことが当たり前にできるための努力が積み重ねられる人、そのための努力を厭わない人、ミスしないための細心の注意や準備を普通に楽しめる人が僕は好きだなぁ。

そもそも自分がホームランバッターのタイプではないから、2番セカンドみたいな小技が効いてクレバーなタイプが好きなんだろうな。

ロック界にもホームランバッタータイプのバンドもあれば、1、2番タイプのアーティストや6、7番タイプのバンドがある。
代表的な4番タイプのバンドといえば例えばレッド・ツェッペリン。あるいはエアロスミス。あるいはブルース・スプリングスティーン。
フーは5番、キンクスは7番だな(笑)。
3番はポリス、6番はザ・バンド。
あくまでイメージですが(笑)。
1番打者は切れがよくて勢いのあるタイプは適役で個人的にはストレイキャッツかデイヴ・エドモンズ。
2番のイメージはザ・バーズ、エルヴィス・コステロ、あるいはトーキングヘッヅ。
それからこの人、マーシャル・クレンショウなんかも、軽快でフットワークが軽くて小技が効くタイプでけっこう好き。
バディー・ホリー直系のポップでシンプルなロックンロールに、ほんの少しのひねりと翳り。

201910032123593d3.jpg
The Best Of Marshall Crenshaw



さてさて、タイガースの話からずいぶんどうでもいい話に飛んでいってしまった。

我らがタイガースは、シーズン最終、崖っぷちからの劇的な6連勝で奇跡のCS進出。
CSごときで大げさとはいえ、今セ・リーグで一番勢いがあるチームであることは間違いない。
いっそこのままCSファーストステージ2連勝、ファイナルステージ3連勝、日本シリーズ4連勝と勝ち続けてほしいもんですね。
合わせて9連勝(くれんしょう)。
音楽はマーシャル・クレンショウ。

・・・まさかの駄ジャレ落ち?・・・

いや、まぁ、おあとがよろしいようで・・・






続きを読む

I'm so tired

6時45分、いつものように目が覚める。
今日は休みだよ。
あ、そうだった、休めるんだ。。。

そこから再び眠りにおちて、気づいたら午後2時。

疲れが溜まっている。

もう9月も終わり、例年8月9月は超多忙なのだけど、今年はそれに輪をかけて忙しかったのだ。

4月から始まった「働き方改革」の大号令の元に大幅な残業削減が方針として掲げられた。仕事が減るわけではない。工夫と努力で乗り切れ、ってことだ。
それでも6月までは今思えば平和だったのだ。
業務中はたくさん集中力使ってヘトヘトになるものの、早い時間に帰れていたからそれなりに余暇はあり、翌日へのエネルギーの再生産ができた。
それが一気にハードになったのが7月。
メンバーの一人が産休に入ることになり、現場から新人さんが着任。その産休に入る彼女は少しフィールドの異なる仕事を任せていたので、僕の業務を新人さんに引き継ぎ、僕が彼女の業務を引き継ぐことに。
引き継ぎをしながら引き継ぎを受けるっていうのは、思っている以上にハードなことで。

引き継ぐ相手は右と左くらいしかわからない現場からきた女の子なので基本的なことから丁寧に教える必要がある。
段階的に、順を追ってひとつずつ。
しかも、AをBしてCにするみたいに手順だけを教えるのではなく、AをBしてCにする目的は○○を△△することが大事。考え方が身につかない限り、教えられたこと以外の応用ができないからだ。
彼女が少しずつ業務を習得するに連れて少しずつ教え方のレベルを変える。
最初はやってみせて、それからやらせてみて、うまくいかなかったことを復習する。
幸いにも比較的理解力の早い子だったので引き継ぎはエネルギーはたくさんかかったとはいえまぁまぁ順調にすすんだ。

大変だったのは、むしろ受け継いだ側の仕事。
新人さんへの引き継ぎにかかりっきりで、引き継ぎを受けるほうはじゅうぶんに時間がとれず、ざっくりとしたままぶっつけで突入したのだけど、まぁ思っていた以上に煩雑で。
整理してやり慣れていけばそうでもないんだろうけど、初めて通る道を地図を見ながら歩くとものすごく時間がかかるじゃない?ああいう感じ。
全行程のうちのそれぞれの工程や所要時間がわからないままとりあえずすすむので、たどり着くのにとにかく時間がかかるし、疲れる。

僕は周りから器用な人と見られていて、とりあえず任せておけばなんとかすると思われているところがある。
まぁ実際器用だし、なんとかするんだけど、それは特別に備わった能力が高いわけでもなんでもない。
結局、物事をひとつひとつ把握して、計画をしっかり立ててすすめていくからできるのだ。

ただでさえ、イマジネーションを最大限に広げて創造的なカタログを作るプレイヤーであり、細かい数字を確認しながら作業をすすめる実務者、取引先に対しては厳しい要求も通さなきゃいけないマネージメントをしなくちゃいけない立場でありながら、パートさんたちに対しては管理者的な立場、現場の職員や顧客に対しては愛想がよくて役に立つサービススタッフ、、、みたいないろんな役割を使いこなさなきゃいけない。
うまく計画立てて仕事をこちら側にコントロールできているときはこなせるのだけど、後手に回ってしまうとなかなかうまくコントロールできなくなる。
とくに役割ごとに必要な気持ちの切り替えやコントロールが難しくなる。
パッパと切り替えられるほど器用ではないのですよ。
そんな状況であっちをやったりこっちをやったりというのは、けっこう無理もする分より疲労が溜まるわけで、、、
いやー、さすがに疲れた。
疲労困憊。

そりゃ、2時まで寝るよな。。。



とりあえず音楽を。
I'm So Tired。



この曲が入っている『The Beatles』、通称ホワイト・アルバム。
ビートルズ空中分解寸前の時期の作品で、バンドの作品というよりはそれぞれのソロ作品の寄せ集め感が強い。
それがかえって、おもちゃ箱をひっくり返したみたいな楽しさになっているのだけど、雑然といろんな楽曲が入っているのでどうにも気持ちの流れがあっちへ行ったりこっちへ行ったりして疲れてしまうのですよね。
なので、大名盤に対して不遜と知りつつ、ウォークマンでは自分で曲順いじって気分の流れを整えて聴いてます。
“Savoy Truffle”や“Birthday”、“Eveybody's Got Something~”、“Why Don't Do It~”といったテンションの高い曲を頭に持ってきて、中盤で“Yah Blues”“I'm So Tired”“Happiness Is A Warm Gun”などのヘヴィー系。
後半は“Blackbird”“Martha My Dear”などの美メロ系、“Don't Pass Me By”などの和み系などを並べ“I Will”“Julia”“Good Night”で〆る。
“While My Guitar~”や“Helter Skelter”はアンコール扱いで。
そうすると、気持ちの混乱なくすっきり聴けるのです。

気持ちの流れを整える。
これは自分にとって割と、というか、かなり大切なことなんだな。

ヘヴィー級の忙しさの中で改めてそういうことに気づいた今日この頃なのでした。









Appendix

Profile

golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

Calendar

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Gallery

51NacLGHbDL.jpg Musical Romance 81Jiymj05iL__SL1417_.jpg Ramblin Bob Amazing Bud Powell 1 I'm Jimmy Reed 91nimun-gdL__SX425_.jpg The West Coast Sessions 51N428T8D2L.jpg 71Y7cZxniBL__SL1098_.jpg Ella & Louis Chicago Bound アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1 51RNkrRkrKL.jpg ベスト・オブ・バディ・ホリー 51Y1W0GNK4L.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51r1Jn3KysL.jpg 418FMPHEH8L.jpg 41BMZZ4644L.jpg 91gRh3dMZCL__SL1500_.jpg 41D5N5A2NPL.jpg 71rf2SLpdpL__SL1000_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 41D7S4CZWBL.jpg 41+QbmWm7aL.jpg presandteddycover.jpg clyde mcphater VERY BEST OF Man & His Music A1DhxQZCjXL_SL1500_.jpg marvin-fellow.jpg 201906291745006f3.jpeg 91nimun-gdL__SX425_.jpg The_Rolling_Stones-1964-The_Rolling_Stones.jpg Beatles for Sale My Generation: Deluxe Edition 51AcnSJcHyL.jpg 51bNj+ULpSL.jpg 51DHQC61ZWL_SX425_.jpg 41o9XeUuZjL.jpg 20 G.H. Live in Europe 201905070713164db.jpg tomt 51cKCqaKQxL__SY355_.jpg 81DCRuSH25L__SL1500_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg MI0002782768.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg soulman_original_alb.jpg 51FGtOkImKL_SX300_.jpg west_side_soul1.jpg Beggars Banquet エヴリ・ワン・オブ・アス+1 randynewman.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 71otoVzhCuL__SL1105_.jpg 413AMGT7SFL.jpg 51ds00OKe-L.jpg 616osu5m8iL_SX425_.jpg 305a1614.jpg 81pMwMtFveL__SL1345_.jpg 81f2DLVCzJL__SL1300_.jpg 51uOzyp+Z6L.jpg 71eG2rIxazL__SL1046_.jpg 51ZJJGM2ZZL.jpg Fire and Water MI0000043426.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg th.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg Fragile 2018102520542977d.jpg littlefeat.jpg 715IJ+j9EuL__SL1131_.jpg Music Muswell Hillbillies 71ctdmsHsJL__SL1084_.jpg 71PD4tBKioL__SL1116_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg SantanaCaravanserai.jpg 61XXWX6tmCL.jpg 61NAZCOWDDL__SL1100_.jpg セイリン・シューズ(紙ジャケットCD) 71eNbpCI6UL__SL1077_.jpg 511-tyxVUpL.jpg 91gT9fqhZ3L_SX425_.jpg I'm Still in Love With You 414HP65MBKL.jpg 51X8dY66CsL.jpg 愛と自由を求めて 51RXYQ9OO3L.jpg Takin My Time Closing Time There Goes Rhymin Simon 明日に架ける橋(紙ジャケット仕様) ひこうき雲 GP Moondog Matinee 716rGZASCKL__SL1425_.jpg 41SSP93BHWL.jpg 51zJyUc+r6L.jpg 51jCzIh4qRL__SS280.jpg 61-8DQVxWjL__SL1050_.jpg 61dZdC6t62L__SY355_.jpg 71aWAFuF6BL__SL1050_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51JbSP69QaL.jpg 渚にて 5197RcTXXnL.jpg 81A5c2hHeyL__SL1425_.jpg 81qgW6uhF1L__SL1500_.jpg Born to Run Nils Lofgren 61BdFFiXniL__SX425_.jpg スネイクス&ラダーズ(ベスト)(紙ジャケットCD) 20171026013241d1d.jpg ROCK 'N' ROLL 61ijQ7n04TL__SL1065_.jpg 31vqqUxOjnL.jpg 612tlGtI4sL_SX425_.jpg Malpractice c674c8d38b834d1a46f26cee2f0381b7.jpg 71f0CPCXaJL__SL1050_.jpg 71s7uOgUVBL__SL1092_.jpg 81-hcf-9GdL__SL1228_.jpg In Concert: Best of Pretender 3112T4QJV9L.jpg Equal Rights Songs in the Key of Life “1976” 6184mADL6LL.jpg Ronnie_Lane_-_One_For_The_Road_-_LP_RECORD-57899.jpg Brinsley_Schwarz_Surrender.jpg 51sDSqlWYbL.jpg マーキー・ムーン Ramones L.A.M.F. - The Lost Mixes Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols マイ・エイム・イズ・トゥルー+1 New Boots & Panties 7139dYLoG8L__SL1050_.jpg 21EXZVPG4AL.jpg 51fnZ7zzuUL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg KinksSleepwalker.jpg 20181109142546dcf.jpg 4129-Q6sVHL.jpg 61NLoHBAYAL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg Black Woman Chaka Briefcase Full of Blues 616WAJF3SGL.jpg 91U+8UJ1+vL__SL1500_.jpg 80 51Cm3YGmDQL.jpg 51JKKZA9W4L_SX425_.jpg 518Vq58mgUL.jpg 41VQXG3BFML.jpg 1624540jpg.jpg 31V0AVW674L.jpg Long Run 71Y9bXH9D+L__SL1412_.jpg labour_of_lust_nick_lowe.jpg Into the Music London Calling マラッカ(紙ジャケット仕様) Rickie Lee Jones 81zR19Ga9VL__SL1079_.jpg 41cLeG0ZrFL.jpg The River Emotional Rescue THE ROOSTERS Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS(紙ジャケット仕様) RHAPSODY 41Tcvs70ZPL.jpg 51tRgx3mLgL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg Poet david lindley 91nimun-gdL__SX425_.jpg A00003808.jpg 800.jpg 51au3oRpDSL__SS280.jpg 51ELgR5V6tL.jpg Heart Beat 61rH90dDhtL__SL1050_.jpg 71gHPyBVGqL__SL1050_.jpg lookout.jpg milk_hi.jpg 女の泪はワザモンだ!!<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様) Pipes of Peace 51QeHiRUz8L.jpg JOAN20JETT202620THE20BLACKHEARTS20I20LOVE20ROCKN20ROLL.jpg 62805277.jpg 71WCRrbfr5L__SL1500_.jpg 51YJOxD55iL.jpg 51SSVnYVsJL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 812JxniX3jL__SL1500_.jpg 41o+TOhThhL__SL500_.jpg 嘉門雄三 51wXhNgjs4L__SS280.jpg 510RsGZt0KL.jpg 71fefvSZXFL__SL1076_.jpg 71sCe7ReLUL__SL1273_.jpg Innocent Man 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51ipQpNEBPL.jpg 51b+kbtwmZL__SX355_.jpg Uh-Huh (Rpkg) Learning to Crawl North of a Miracle 510NH8D9RTL.jpg MI0003515862.jpg 2017102722040546a.jpg 61gyVhU1QCL.jpg Ocean Rain インナ・ビッグ・カントリー<30周年記念デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様) LIGHTS OUT 41uaexamSNL.jpg 819qdTNLMxL__SL1500_.jpg 616vZDe-wFL_SX425_.jpg 51Nh3RjwObL.jpg 31219QDNA0L.jpg Live in Italy YELLOW BLOOD(紙ジャケット仕様) 0831oyamatakuji.jpg pj.jpg 98e7c281-3edb-4b58-b382-0fee520de343.jpg 51xUBB5IDXL.jpg 51W5vbzNSoL_SX425_.jpg This is the sea Southern Accents Centerfield Rose Of England Poor Boy Boogie 51KQnRGfZkL.jpg 61P1R84YZTL.jpg THE仲井戸麗市BOOK 81xvZZeDEqL__SL500_.jpg 71uNe1yRlOL_SX425_.jpg cupidpsyche.jpg 41BiuimcyaL__SL500_.jpg 71mWhnbZlBL__SL1045_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51Uv2AegNJL.jpg Lone Justice Shake You Down 71qx7rhRauL_SL1247_.jpg Talking With The Taxman About Poetry 71PrfBnIAlL__SL1417_.jpg 51JC0ZVZ2JL.jpg 41FRDVE5HHL.jpg 51MCNZnwnYL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 41kyWjIskxL.jpg kaminari.jpg 61pfESgIsfL.jpg 51161GGhY3L.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 81341iLwJBL__SL1500_.jpg TearsofaClown2.png 41G391YlKQL.jpg 41H2ZNKB5BL.jpg 20180314085724079.jpg RogerTroutmanUnlimited517753.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 71+LokGlumL_SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51vj8mxfgpL_SX425_.jpg 61r6gn5Zw7L__SL1050_.jpg 81KoDrysvWL__SL1402_.jpg 81CONxXc05L__SL1425_.jpg MARVY Dream of Life 41P61852YRL.jpg First of a Million Kisses covers.jpg 51WXla6D4UL.jpg 51iMxsNHHpL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg MONKEY PATROL If I Should Fall From Grace With God Lou Reed NY アメリカ roy orbison mystery girl NZO.jpg tbirds.jpg ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 浮世の夢 51lOB6A0QuL.jpg 31TRAKHBS3L.jpg 201710170003023bc.jpg 41HETTEDKEL.jpg 61WRTiXKDxL__SX425_.jpg 71XidOygo4L__SL500_.jpg 71VhTv2GwpL__SL1079_.jpg 61GF12GYFTL.jpg 41CX6E9PEDL.jpg 29b546020ea0dffa61f19110_L.jpg thEJUVZLEV.jpg 71sLT+3QzeL__SL1000_.jpg 51EXCEcq9XL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 51Cu2Y3de7L__SS280.jpg album-worldwide.jpg 416RTFVCTCL.jpg 愛があるから大丈夫 71-OO+VcMTL__SL1400_.jpg STICK OUT 91nimun-gdL__SX425_.jpg Through the Fire 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg album-four-chords-several-years-ago.jpg Mitakuye Oyasin Oyasin/All My Relations king-cake-front.jpg 81nBa9cn4ML__SX425_.jpg 71mdoTOXk2L__SL1084_.jpg 51zRUTKe5SL__SX425_.jpg 51AeVTRTGL.jpg 51uHHCgmeUL.jpg 201803020818585d9.jpg 20180302222942b4c.jpg New World Order Sound of the Summer Running 41PFEPPAEHL.jpg 615 61umgDYJ83L_SS500_SS280.jpg 20190609122819e70.jpg 20170806160213709.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg Home Girl Journey All That You Can't Leave Behind 91nimun-gdL__SX425_.jpg 31ARJGY84EL.jpg 31BGVPYMTKL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 日々のあわ 20190627231159a82.jpg 20171117081733097.jpg Soulbook 20190811092942e05.jpg 20190609122821d9e.jpg 廻る命(DM008) 41mNSDBqy6L__SX355_.jpg Dance-With-My-Father-by-Luther-Vandross-J-Rrecords.jpg 81XonM-Wu4L__SX355_.jpg Okinawauta.jpg 41JYS3WjE6L.jpg 81DSuwZXaxL__SL1400_.jpg cover32.jpg 61gyVhU1QCL.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg 91nimun-gdL__SX425_.jpg yjimage.jpg Chuck-Berry-1.jpg image3-e1508841142364.jpg

Monthly Archives